さてめしアネックス
放浪旅と、名物と…
10年目の道北6-1 島に渡る
今年は前年と違って自転車もあることだし、いつもの宗谷岬は往路で訪問済みだし、ここをベースの“どこかへ”は…島にしました!

港に渡る朝

稚内から島といえば、利尻と礼文…対照的な二島がありますが、礼文島でやり残したことがあるので、今年はそちらへと。
ちなみに稚内の青看、このように日英露の三ヶ国語表記ですが、これくらいは私も普通に読めるようになりました。フェリーのり場の下のそれ、日本語に直訳すると“海の駅”となります。
で、稚内駅のほうには駅が“スタンチヤ”という表記になってますが、フェリーのほうのバグザールは大きなターミナル駅に使われる単語で…こういう話は別にいいですね。

冷たいカップめんとすじこ

始発のフェリーで出るには、こちらも早く出発する必要があり、みどり湯そばのセイコマはまだ開いてません。フェリーターミナルそばのセイコマはホットシェフも含めて早くからやってますから、ここでカーボローディング。
この『冷たいカップめん』、手軽で美味しいのですが、なぜほかのコンビニは真似しないのでしょうか。地元でも食べたいのになぁ。そして、いつもの大きなおにぎり『すじこ』。これ、ほぼ毎日食べてましたよ。


で、同様のかたがよくここで同様なことをやってるので(笑)、おはようございます!島ですか?などと声をかけたりかけられたり…そんな朝です。

ペンギン66

そしてフェリーターミナルの国際線乗り場には、一部で噂の“ペンギン33”が。この双胴船、ハートランドフェリーが撤退した稚泊航路~稚内ーコルサコフ間を結ぶ新たな船としてやってきた、向こうの会社のもの。
大きさが大きさなので、海が荒れると欠航になったりするそうで、そうすると…船での海外には惹かれるものの(=そもそも、そのためにロシア語学習を始めたのですが)、あの国はビザの問題などもあるので…う~む、と。欠航となって、航空機での帰国に切り替えようにも、コルサコフからユジノサハリンスクまで戻って…航空機は週三便で、毎日飛んでるわけじゃないんですよね。で、滞在の延長とか航空券の手配とか…そこまでの語学力は永遠に付きそうにないですし。
まあ、いつかは海路で渡りたいものです。

お馴染みターミナル

そして、国内線ターミナル。切符は券売機で、割引にはなりませんが往復分を買えます。もちろん、行って定住するなら片道でもいいのですが。

あれに乗るだす

あれに乗るんです。ちなみに自転車、折りたたんだりバラしたりして輪行袋に収めれば追加料金無しで持ち込めますが、前後パニアバッグなどの旅装備自転車をそのまま持ち込みたい場合は、クルマやバイクなどと同様に下に搭載されることになるので、別料金がかかります。

海からノシャップ

海からノシャップ岬を眺めつつ…結構長い間、本土が見えてるんですよね。それが見えなくなると…フェリーにはフリーwifiがあるのですが、これがなぜかあまりいい感じにはつながらないんです。
まあ、せっかく島に行くんだし、そういうのからは離れて…それもいいかも知れません。


(つづく)


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10年目の道北5-2 海沿いの山越え
長い坂を登れば海沿いから一転、山深い世界へと。そうすると当然、動物注意なのですが…

かわいい動物注意

この標識は初めて見ました。あれもまあ、かわいいといえばかわいいのですが、ここまではかわいくないぞ。近くで見ると結構デカいし、角がコワいし。
そしてピークを過ぎ、下りに転じると…向こう側から上がってくるサイクリストに何人も出会いました。当然、すれ違いざまに手を挙げてお互い挨拶を。

夢の中のよう

森を抜ければ…再びオホーツク海ですが、今度は高いところから。それにしてもこの道…夢の中のようです。

ウインドファームを望む

陸地側には宗谷ウインドファームの風力発電施設が。これだけたくさんの風車って、なかなかあるもんじゃありません。57基もあるんですから。
これとメガソーラーで、稚内市の電力の8割くらいを賄えてると聞いたことがあります。人口3.5万ですが、ちょっとすごい話だな、と。

サハリンは見えません

よく晴れてガスってなければ、水平線の上にサハリンが見えるのですが、今回は全く。見えたのはこれまで…三年に一度くらいでしょうか。

海鳥の休憩所

これは竜神島という…島というほどの規模ではないのですが、これって地形図やマップルには出てても、グーグルマップやマピオンには出てません。
海鳥の休憩所といった感じで、見ていてほのぼのします。自転車なら、ここで停まって海鳥の動きを眺めながらの小休止も好いかも。いや、わたしがそうしたのですが。

夢の世界で見た花

そしていよいよ、本土最北端・宗谷岬に近づいたところで視界に入ったのがこの花…いや、これは草と呼ぶべきなのでしょうか。光ファイバーを使ったものでこういうのがあったっけ…そんなことも思い出しましたが、何ともいえない色合いのこれが、風にそよそよと揺れてるんです。
幻想的というか…異世界へいざなわれてるかのようで、長居してはいけないような気もしました。

てっぺんドーム

今回は、ちょっと変わった寄り道を。これは『てっぺんドーム』といって、まあ漁港設備なのですが、稚内の北防波堤ドームのミニチュア版というか漁港版というか、この下では…

女性や高齢者にも

女性や高齢者も安全に作業できるように、とのこと。写真はいつもの倍サイズでアップしてますので、この解説や図が気になるかたはクリックして拡大してお楽しみください。

あれが宗谷岬です

で、あれが宗谷岬なんですよ。毎年のように訪れている宗谷岬ですが、横から見るのは新鮮ですよ!

帰ってきた漁船

そして、帰ってきた漁船。防波堤内の凪いだ海に、滑るように…好い景色でした。

さて、最北端に向かいますか。って…毎年訪れてますが(笑)。


(つづく)


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10年目の道北5-1 オホーツク海の朝
室内にも届く静かな潮騒で目を覚ます…交通機関を利用するわけではありませんから、アラームもかけずにぐっすりと寝てるところ、海に起こされるなんて…しかも静かに“あの…朝ですよ?”と起こされる…日常では考えられません。

猿払の浜

ライダーハウスが海を背にして建ってるので、すぐそこが浜。とりあえず朝の散歩を。猿払(さるふつ)村の朝です。オホーツク海です。ホタテで有名な海です。

遺跡のようです

この浜の消波ブロックは面白いかたちをしてて、これは何があったのかそれが埋まってしまった模様。何かの遺跡のようです。

このタイプは

こういうかたちなんです。ジェンガっていいましたっけ?あれってこんな感じじゃなかったでしょうか。

猿払の朝日

朝日の写真を。これが一番好い感じに撮れてました。これは来年の年賀状に使おう。以上、ニコンでの写真でした。


そして戻れば、同宿者も目を覚ましたところ。そろそろセイコマも開く時間だしということで、見送られての出発でした。

朝のオホーツク海

オホーツク海沿いを進むのですが、視界の右にはずーっと大海が続くのです。これはこれで好いのですが、それこそ…興部(おこっぺ)から浜頓別(はまとんべつ)まで100kmを走るには安い宿も無いし…それで断念してましたが、100kmもこの景色が続くというのもまあ…あれですよね。

交通量少ない

交通量は少ないです…っていうか、ほぼありませんでした。朝早いというのもありますが、そもそも少ないんです。

セイコマ朝食親子むすび

そして、3km先のセイコマで朝食。朝食といってもまあ、中で買って外に座って食べてるんですが。
毎度おなじみ、5種の彩り野菜味噌汁と、ホットシェフのない店ですからチルドのおむすびを。それでもやっぱり、筋子と…鮭とのセットを。図らずも親子むすびではないですか。
そういえば…東京のコンビニでは筋子のおむすびって、そもそも見かけないんですよね。まあ、あっても高いだろうし。
あ、余談ですが、ここがオホーツク海側では最北のセイコマ=最北のコンビニです。食糧補給はここが最後になりますよ。

猿とホタテ

猿払の漁協です。ホタテの水揚げ日本一で有名ですが、その中心部といったところでしょうか。キャラクターが描かれてますが、ホッターくんとさるっぷだそうです。

ホタテの貝殻大量

そして裏には、大量のホタテ貝殻が山となって。その上に立つウミネコの姿が、何だかユーモラスでした。

最後の補給ポイントで

そして、知来別(ちらいべつ)の集落。飲料自販機など、飲み物はここが最後の補給ポイントになります。ここで小休止、と。

夏でもあたたか~い各種

で…真夏でも“あたたか~い”があるところが、さすが宗谷です。実際、朝の気温は12~14℃くらいだったりしますしね。ホットが気持ちよさそうな涼しい気温でしたから、ブラック無糖のあたたかいやつをいただきました。

猿払村カントリーサイン

で、猿払村から稚内市へと。振り返って猿払村のカントリーサインを。これはちょっと珍しいタイプ、北海道だけでなく南樺太も描かれてますが、その間に白い点線が。
これはかつて、間をつなぐ海底ケーブルが猿払から出ていたということと、猿払沖で座礁したソ連船の救助にあたったり…モニュメントっぽいそれは慰霊碑だそうです。
海底ケーブル跡は、前回のエサヌカ線訪問時に立ち寄りました。

これは読めないなえふとろ

で、難読地名。これは読めないですよ。長年通ってるうちに、北海道の地名は初見でもだいたい想像が付くようになりましたが、これはサッパリ。苗太路と書いて“なえふとろ”と読むそうです。何というか…マエストロな地名ですねぇ。

最後の集落

そして、最後の集落・東浦漁港。海沿いはここまでで、ここからは急坂を登って原生林へと分け入っていきます。


(つづく)

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10年目の道北4-2 果てしない直線道
ここも以前走ってるところなので、さほど新鮮味はないのですが…

広大な牧場風景

広大な牧場風景というのは、いつ見てもこころが和むものです。北海道に通い始めたころは、牛を見るだけで興奮したものですが、今やすっかり当たり前のように。
とはいえ、やっぱりうれしいんですよ。


で、中頓別(なかとんべつ)から約一時間走り続けて、浜頓別(はまとんべつ)に到着。ひさびさのオホーツク海沿岸だし時刻的にもお昼時なので、どこかで海産物をいただける食堂など…ないな。っていうか、食堂の類がないぞ…困ったな。ついでに左ひざが怪しいんだけど…これはドラッグストアが…

ホットシェフチーズ豚丼

セイコマは二軒もあるんです。結局、ホットシェフで『チーズ豚丼』を。これは美味しかったですねぇ!写真には写ってませんが、大きなおにぎり『すじこ』も食べてたことを申し添えておきましょう。
そして、サツドラことサッポロドラッグがあったので、エアーサロンパスを買ってひざにシューッと…いきなり痛みも消え、動きも軽くなりました。機械に油を注したかのようでした。
とりあえず、今日はこれで保たすか、と。

で、今年はこっち…オホーツク海経由での最北行にしたのは、あの道をひさびさに走りたかったからなのです。

すっかりメジャーになりました

何だかもう、すっかりメジャーになってるな、と。前はどこから入ればいいのか旅人の口コミで情報を仕入れてたものですが、看板が立ってるとは!
もう、立派に観光地なのかなぁ…うれしいような残念なような…

ツーリング一直線

天北南部広域農道、通称『エサヌカ線』です。途中、いくつかクランクがあるのですが、このような真っ直ぐな道がただただ、果てしない大空と広い大地のその中で…

エサヌカ線滑走路

湿地帯や原野を抜ければ…果てしない大空と広い牧草地のその中で…気が遠くなるほど広大な牧草地の中を、これまた気が遠くなるほど真っ直ぐな道が延びている…

牧草ロール製造中

牧草ロールの製造中でした。大型ダンプのような巨大なトラクターに巨大なアタッチメントを付けて、まずは牧草を刈ってました。そして別のところでは、丸めるためのアタッチメントを付けたそれが草を巻き込んでロールにしていき、また別のところでは出来上がったロールをぐるぐるとパッキングしてました。
あまりに広大なので、作業してるトラクターが小さく見えてしまうのですが、近くまで来ればとてつもなくデカい、と。

遠くまでごろごろ

遠くまでごろごろ。これもまた、初めて見たときは興奮したものですが。でも今でもこれのある風景、大好きですよ。

エサヌカ線牧草ロール

で、すっかり観光地化されてるのかと思いきや、知ってるひとしかこないような感じは変ってませんでした。クルマも時折見かけましたが、なぜか東海ナンバーをよく見かけたのは…あの辺のテレビ局が特集でもやったのかしらん。

オホーツク海見えた

オホーツク海が見えてくれば、エサヌカ線も終盤。好い時間でした。
たまに、バイクや自転車や…旅の仲間とすれ違い、その際に手を挙げてあいさつ…このよろこびを分かち合う…基本的に孤独な旅なので、毎度のことながらちょっとうれしい瞬間でした。

開校百周年

出口近くに、小学校が。開校百周年の碑があるのですが、ひと気がなく…いや、夏休みだからってんじゃなくて…

今はもう誰も

猿払村立浜猿払小学校
平成二十七年三月末日閉校

前回来たのが5年前…大震災の翌年でしたから、そのころはまだあったんですね。


宗谷国道R238に復帰、この日の宿へと向かいました。


(つづく)

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10年目の道北3-4 温泉と駅
当初の予定では、まずライダーハウスに着いて荷を解いてから、風呂道具を持って自転車で温泉に…そう思ってたのですが、日差しの強さや寄り道もあって少々時間を食ってしまったので、温泉に立ち寄ってからライハへと向かうことに変更。

見渡す限り牧草

前回の宿泊時は村のコミュニティバスで往復しましたが、それのダイヤが変わってしまってて…前は到着の一時間後に戻るバスが出てたのが、今は二時間後になってるんですよとライハのオーナー。
じゃあ自前の足で向かったほうがいいですねということになったので…それにしてもこの、見渡す限り牧草というのもまあ、現実感がないですよね。距離間が解らなくなります。

ここから入る

意外にアップダウンが多く、終盤にして脚に来る展開でしたが、坂を下れば温泉入り口…自転車で来るのは初めてです。
で、ここからがまた長いのですが。

見渡す限りそば

先ほどは見渡す限りの牧草地でしたが、今度は名物のそば畑。この広大な畑に関しては残念ながら、そばのかわいい花はまだまだでした。あれが咲いてると、この緑一面に小さな白い花も一面…パステルグリーンのようなすてきな色になるのです。

ミヤマカラスアゲハ登場

そして、天塩川温泉到着。ミヤマカラスアゲハに迎えられましたが、おおこれはこれはと喜んで撮影してるとアブにも迎えられたので、急いで建物の中へ。

天塩川越しに温泉を望む

いいお湯でした…というか、いい施設ですよ、ここ。村営なのですが、地元民だけでなく意外に…宿泊込みの客もいらっしゃいますし。
これには事情もあって、全てではないのでしょうが、収穫の季節ともなると高額の大型農機を導入してくださってるお得意様に、農機メーカの各営業所から応援が…そういうこともあると噂を聞きましたが、実際はどうだか知りません。

これは風呂上りにライハへと向かう途中、天塩川に架かる橋から温泉を。まあ、逆光ですが(笑)、天塩川は好いですよん!

かわいい天塩川温泉駅

ついでといっては何ですが、最寄り駅である天塩川温泉駅へ寄り道しました。
一日に上下とも4本ずつしか停まらないし、各駅停車にも通過されてしまったりもしてますが、何だか雰囲気のかわいい駅です。

かわいい花列車

こういう、かわいい列車はいつでも停まってます。地元有志によるものでしょうが、こういうことをしてくださってるというのは…泣けますね。

こっちが名寄側

こっちが名寄側です。周囲は森に囲まれてます。

こっちが稚内側

こちらが稚内側。まあ、同じようなものです。

天塩川温泉そのものは二年前に地元の地域バスで訪れてますが、こういう…道路&駅側からのアプローチではまた、いろいろと発見のあった訪問でした。降りることのなかった天塩川温泉駅も、こんなにかわいい駅で、しかも地元で大切にされてるとは…でも実際の乗降客数は…まあ、いまはこういう話、置いときましょう。


(つづく)


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10年目の道北3-3 孤独に北上
そして、名寄(なよろ)市街をパスするかたちでヘキサ798から名寄広域農道へと入り、R40に合流すべくペダルを踏むわたし。

見えなくなるまで真っ直ぐ

開拓の地ですから、道を造るのに曲げる必要もなかったんでしょうね…これもんばかりです。しかも交通量がほぼないですし…孤独ですよぉ(笑)。ウサギだったら死んじゃうかも知れません…ウサギはツーリングなんて、やんないか。
で、遠くに逃げ水も見えてるし。逃げ水といえばやっぱり!山下達郎『LOVELAND, ISLAND』ですね。

牧草ロールのどか

この日は何だかやたらと晴れ渡ってて、でも雲も浮かんでて…好い風景でした。そこに牧草ロール…北海道だなぁ。
R40合流後は、自衛隊駐屯地へと向かう道との分岐など、ああそうだよ名寄といえば自衛隊だよと思い出したり。

この界隈はいつも宗谷本線で抜けてるので、自転車でのそれは新鮮ですよ。ただ、智恵文(ちえぶん)峠という峠を越えるイベントも発生するのですが。

※とはいえ、そう大した峠ではありません。標高差で50mくらいです。

智恵文ひまわり畑

そして、下った先の智恵文で…智恵文といえばひまわり畑で有名なのですが、開花時期を調整して世間の夏休み~お盆あたりに合わせてると聞いてたんです。その、広大なそれとはまた別なのでしょうが、そこへの案内看板があったR40沿いにもひまわり畑が!
プロモーションというかパイロット版みたいなものでしょうか。七月末にばかり渡道してるわたしには見る機会のないひまわり畑…そう思ってたので、これにはビックリでした…ていうか、美しさにもビックリでした。

まるで滑走路

その向かいにはこのような…まるで滑走路、青空へと続く…この辺からだんだんと、風景から現実味が消えていくような気が。併走する名寄美深(なよろびふか)道路というバイパスがあるせいか、そもそも少ない交通量がさらに少ないんですよ。

天塩川満喫

その分、天塩川(てしおがわ)を静かに観察できたり…天塩川、好きなんですよ。ゆったりと流れる大河ですが、護岸されてないので自然そのままの風景なんですよね。

美深町カントリーサイン

そして、美深町へ越境。カントリーサインはチョウザメです。チョウザメの養殖を行ってて、キャビアが特産品だったりするんですよ!

日差しが強くて現実感がない

その後も孤独にペダルを踏み続けてますが、日差しが強くて何だか現実感がない風景に見えてきます。

メロンとミックス

そんな中で現実感を取り戻すのが人里…じゃなくてその自治体の中心部。セイコマがあったので休憩を。日差しは強いし、道北にしては気温も高いし、やっぱりこれですよね。
セイコマのアイス類は、どれも安くて美味しいのですが、このソフトは特に一度は食べたい逸品です。

天塩川橋脚跡

そして、また渡る天塩川。蛇行してる大河ですから、こっちが真っ直ぐな感じで進んでると、何度も渡ることになるのです。
で、古い橋のものか、橋脚跡が見えたりして。それが嬉しかったりして。

護岸されてないところがワイルドで好い

まあとにかく、護岸されてないところがワイルドで好いのです。今年は手塩川を満喫した…そんなツーリングでもありましたね。

カラスに迎えられ

そして音威子府(おといねっぷ)村…なぜか大量のカラスに迎えられたのですが…何かこう…縁起の悪いような…あ、空はきれいでしたよ。人口も少ないですしね。


(つづく)


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10年目の道北3-1 時間はあるんですが
北海道放浪旅話、三日目編から再開いたします。この日はエピソードだらけでした。どうぞご覧ください。


さて三日目。朝から好い天気。七月末なのに朝の気温は12~3℃くらいで肌寒いくらいなのですが、日が高くなるにつれて上昇し始めました。

朝の5時41分

4時ころからもう明るいのですが、これが5時41分に獲った写真。すっきり晴れて…というより、すでに日差しが強くて(笑)。
この日の宿泊者は10人ほどでしたが、自転車が多かったですよ。年齢層もシニア層よりはその手前辺りか、はたまた若者か。

セイコマ朝食

早くも眩しい日差しに、やっぱ今のうちにと出発し始める皆さん。一方この日はわたし、バス移動だったんです。で、セイコマまで朝の散歩&朝食(=徒歩片道15分なのに相変わらず自転車ではなく徒歩散歩で)。
この店舗は小さいながらもイートインカウンタがあったので、そこでそのまま朝食を。

こっちに来た際の、セイコマ朝食の定番といえばこのカップ味噌汁『5種の彩り野菜』。そもそも5種も野菜が入って具だくさんな上に(=イリュージョンのごとく!あっという間に戻ります)、麩とわかめまで!食べにくいほどに(笑)具が入ってます。
旅といえば野菜不足・食物繊維不足になりがちですから、これはその点でもありがたいんです。

そして戻れば…ほとんどがすでに旅立ってました。残りふたり…一番よく話をした同世代のサイクリストのかたが出発するところで、じゃあ気をつけてと見送り。自転車は彼が最後でした。あとひとり、バイクのかたが残ってましたが、彼はまだしばらくここにいるとのことでした。

果てしなく続く

バス移動については…自転車で走ってきた同じルートをまた戻るというのも疲れるだけかな…とか思ったんです。内陸に戻らずオホーツク海に沿って北上する手もなくはないのですが、中頓別までは100kmあるし…しかもライハがないんですよね。途中の枝幸も同様で、どっちも高い温泉ホテルはあるのですが。
途中にキャンプ場はあるのですが…航空機輪行だから、キャンプ道具までは持って来られないしなぁ。

名寄(なよろ)方面へのバスは6:10発が始発なのですが、前日にすれ違った印象で…これはおそらく通学などで混むだろうと次の7:45発(=これは空いてました)に。
輪行については、バス会社に電話で前もって訊いたんです。そしたら、輪行袋に納めた状態なら持込可ということで、ならば利用させていただこう、と。

やって来たのは…観光バスタイプ。通路が狭いので折りたたみとはいえ自転車を車内に担ぎ入れるのにちょっと苦労しましたが、目線が高いだけに自転車とはちょっと違った車窓が面白かったです。

変わった形の山

変わったかたちの山など、これは自転車での往路では気づきませんでした。街を外れれば路肩は繁りまくった草で高く覆われてますし。
で、急に減速を始めたのでもしや…と思って前方を見れば、やっぱりというかエゾシカが飛び出してきて右往左往してて…まあ横の茂みに飛び込んでいきましたが。

今シーズンの、初エゾシカでした。そして、無事に名寄駅前に到着。ここからは改めて自転車の旅です。


で…この日の宿は二年前に泊って感動した音威子府(おといねっぷ)村のライダーハウス。前日に電話して予約を入れてたのですが、このままそのまま走っては…お昼前に着いてしまうではないか、と。

天塩川が雄大

そこで思ったこと…常々いつかはと思ってた朱鞠内(しゅまりない)湖まで行って引き返すのはどうだろうか、と。このきっかけも…このシリーズでは二度目になりますが、『乗り鉄放浪記』だったんです。
幹線道路は交通量も多く、ちょっとあれな部分もありましたが、山に向けて入れば…出会う天塩川(てしおがわ)の雄大さに感動してストレスも帳消し。

素晴らしき風景

素晴らしいですよ、天塩川の風景。ただ、ここまで来たところで…朱鞠内湖までヒルクライムしていては…逆に音威子府までの時間が足らなくなるか?と。
いや、これが札幌とか…じゃなくても苫小牧とか、一時間に一本くらいの列車があれば、“いやーこんなに時間かかるとは思ってなかったし…じゃあ輪行に切り替えればいいよね”、となるところですが…?

宗谷本線のダイヤは、そう甘いものじゃありません。高尾山に行ってきましたとかとは違うのです。名寄発でいえば1452と1636…このうち1452発に間に合わなければ次の列車ではライハのある咲来(さっくる)駅到着が1739…こんな時刻に到着しては失礼ですし、温泉に行く間もなく夕食タイムですし。
ライハにはやっぱり、せいぜい16時前くらいには着きたいものですが、ここは風呂が無くて村営の温泉施設まで4km…前日に電話してのオーナーさん(=いいひと)との会話では、これまで便利だった村のコミュニティバスが結構不便になって、16時過ぎのバスの折り返し便が二時間後になってるんですよ…と。

こっちから戻る

そういったことと、そもそも一度は名寄~音威子府間を走りたいと思ってたので、今回は残念ながら撤退…いや転進するか、と。
またいつか、そこを目差して来ればいいんだし、と。そのときは名寄をベースとして…ここでその後の展開に繋がっていくのですが、そこはまあ、この先も読み進めていただきたいな、と(笑)。
ええもう、一応“引き”です(ふふふ)。

5798西風連名寄線

そこで目に付いたのが上の青看。こちとら名寄(なよろ)市街から来たのですが、この道経由でも戻れるのか…と。
まあバイパス的な意味もあるのかなと思いつつも、この“5798”という数字は…いや、北海道の道道には4桁も普通にあるのですが、これは正式には道道798号みたいです。

で…マップルを見ると…ああ!今(一部で)話題のあそこを通るのか!お昼時だし、お世話になろうではないか…そう思いつつ歩を進めました。


(つづく)

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