さてめしアネックス
放浪旅と、名物と…
湘南のレトルトカレー
仕事で湘南へ行く機会も多いのです。小田急を使えば新宿から藤沢までも速いし、しかも旅費交通費が安く済みますから、案外新宿界隈から訪れやすい観光スポットなのかも知れません。

で、特に湘南の中心地である藤沢市が観光化とかにチカラを入れてるようで、オリジナル商品というか“湘南ブランド”を地元コンビニでも見かけるというか、プッシュしてるんです。

弦斎カレー

これもまたそのひとつ、『弦斎カレー』です。これは藤沢のスリーエフで見つけたのですが、販売者は平塚の会社です。

弦斎とは

村井弦斎という明治~大正期のジャーナリストがかつて、『食道楽』というベストセラー小説(新聞連載の単行本化)を出されてるのですが、そこには彼が海外から持ち帰ったであろう西洋料理文化などが記されており、それが当時の日本人のこころをわしづかみに…何だか、昔も今もあまり変わらないような…(笑)。
詳しくはwikiをどうぞ

味わい深いカレー

帰国後は平塚に居を構えて暮らしたそうで、『村井弦斎の会』というものが有るんですね。そこの監修のもとに作られたカレーですが、当時のレシピの再現というわけではなさそうで、現代風にアレンジされてるようです。
あ、そういえばずーっと前ですが、神奈川のイベントで平塚の『弦斎カレーパン』というものをいただい衝撃を受けたことがあったなぁ。あれは美味しゅうございました。

で、大きな具がごろごろしてるところは、レトルトではなかなか珍しいのでは。箱の厚みの限界に挑むかのようです。とろけるニンジンに歯応えのよいジャガイモ、そして大振りで食べ応えのある豚肉…なかなかに豪快さを感じます。
そして味ですが、ひたすらマイルドで優しい味とでも申しましょうか、強烈なインパクトはありませんが、好い旨みを感じます。でもって無化調ですから(=とはいえ、たん白加水分解物は使われてますが)、自然な味わいです。

今は百円で買えるレトルトもなかなかに充実してますが、たまにはこういうものでちょっとリッチに、そして明治に思いを馳せるのも一興かもしれません。


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百円の実力② カレー対決!赤と黒編
近所にないけど仕事先近くにはたまにある100円ローソンですが、ここのレトルトカレー棚は種類が多すぎて…なんだかそれだけでしあわせな気持ちになってしまいます。

ローソン赤と黒

そんな中から、ローソンPBのものを二種。『赤カレー』と『黒カレー』です。赤と黒…判りやすいですね。ちなみに製造はヱスビーです。

辛さより色と濃度

赤が超激辛で黒が辛口…まずは黒から行きましょう。“刺激の中に旨みあり!!”とあります。ローストガーリックとおろしニンニクが使われてるのですが、これは同じ100円のハチ『キーマカレー』ほどではありませんでした。
黒いカレー=辛い…これまでの人生ではそれがセオリーでしたが、これの印象としては辛さよりも味わいの濃厚さを感じました。でも、しっかりとした辛さは楽しめますよ。

激烈な赤

一方で…もしかしたらとんでもないものなのかもとも思った赤カレー…“辛さ悶絶!!”って書いてあるんだもの。しかも“完熟トマトの旨みとハバネロの鮮烈な辛さ”という…ハバネロやジョロキアには過去にやられてますからねぇ。
で、いただいてみればこれ…そのとおりでした。俺が悪かったとか、もうしませんとか、何だか解らないけど謝ってしまいそうな…そういうレベルです。いや、美味しいんですけどね。
まあこちらは、食べるひとを選ぶカレーでしょう。『18禁カレー』『YOSHIKIカレー』ほどではないにしても、コンビニで買える…しかも100円で買えるレトルトカレーでは最凶クラスの辛さではないでしょうか。


どちらも美味しいし、財布に優しいのですが、特に赤のほうは…いま一度かごに入れるべきかどうか考えてから…そして体調は万全か…そういうハードルをいちいち飛び越える必要がありそうです。


(つづく)

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百円の実力① カレー対決!インド編
うちの近所にはやたらとローソンがあって、徒歩20分圏内に8店もあるのですが、逆に100円ローソンがないんです。
で、あそこはレトルトカレーの種類がローソンよりも多く、面白いものが並んでるので、仕事先で見つけるとついつい買ってしまうという。

ハチのチキンマサラとキーマ

今回はハチのそれを二種類。『チキンマサラカレー』と『キーマカレー』を。当然ですが、どちらも税別100円です。

乳製品のコク

これはチキンマサラカレー。思ったより具(=肉)が入ってるなという印象ですが、乳製品のコクがすごいですよ。
濃厚な味わいでした。これで100円ならお買い得ですよ。

にんにくガンガン

こちらはキーマカレーなのですが、かなりビックリするのが…温めて封を切った途端に広がるニンニクの香り。これ、すごいです。ガンガンにニンニクが利いてます。
苦手なかたには向かないかなぁ…あと、すぐあとに誰かに会う予定があるひととかにも。でも、美味しいですよ。


100円カレー二題でしたが、個人的にはどちらも楽しめました。カレー好き同志のご参考になればさいわいです。


(つづく)

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菌活カレー
最近はスーパーのカレー売り場も、全国各地から買い付けてきた名物カレーが並ぶのも珍しくありませんが、そんな中で“おっ?これは…”と手に取ったのがこちら。

ホクトマイタケカレー


きのこの生産最大手のホクトが出してる『マイタケカレー』です。まあ、こういうのは出してても不思議じゃありませんよね。

菌活と地元委託

ここが提唱する“菌活”とは…

「菌活」とは菌の力を利用した食品を食べることで、健康やキレイを目指す活動のこと。
きのこは菌そのものだけを食べられる唯一の食材です。


そもそもきのこって、低カロリーで食物繊維豊富ですから、日常の食に上手く組み合わせたいものですよ。

マイタケどっさり

で、これ。マイタケどっさりです。どうすくって食べても、マイタケのシャキシャキした食感が楽しめます。これは楽しいですよ。
マイタケは味もよく出ますから、なかなかに風味豊かなカレーとなってますね。しかも、程よい辛さもありますから、カレーファンにもきのこファンにもお薦めです。

裏を見てて、ふと気づいたことが。ホクトは長野市の会社ですが、このレトルトカレーの製造委託は同じ長野県の小諸市にある会社になってます。
こういうのって、結構大切なことですよね。これが長野のご当地カレーって訳じゃなくとも、何となくうれしい気持ちになった、そんな『マイタケカレー』でした。


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果たされた約束
町田での仕事を終えて、ちょっと中心部から離れたそこから駅へと歩いてて偶然出逢ったのが、北海道の物産店。その中の広いスペース、一角は山形のそれで、そこは山形以外に東北各地の美味しいモノなども並んでました。

石巻鯨カレー

山形のものだけでなく、他にも何かあったらと見ていって…思わず手に取ったのがこの缶詰『石巻 鯨カレー』。石巻(いしのまき)で缶詰で鯨といえば、『木の屋石巻水産』です。
前は平べったい形だったと思うのですが間違いありません、木の屋製品でした。

キッチュさんとのコラボ発展系

カレー好きとして知られ、カレーの店まで出し(=うちの近所です)、時にはインドまでスパイスの研究に赴く松尾貴史さんとのコラボカレーがありましたが、これはその缶型変更版のようです。

他にないカレー

素晴らしいですよ、これ。こんなカレー、他にありません。スパイシーで香り豊かなカレーなのですが、ココナッツミルクが使われてる関係で、その甘い香りや口当たりで一瞬、マイルドな味わいが広がるんです。と、そこに…爽快な辛さが!たまらんですよ。

そして鯨肉。これがまたごろごろと入ってて、これはさすがに缶詰ならではかな?とも。鯨好きにはたまらないカレーなんですよ。これをまた…いやさ木の屋の缶詰を再び楽しめるしあわせ…これをしあわせと言わずして何と言いましょうか。


ここの缶詰は鯨だけでなく、青魚のそれでも全国的に知られた美味しさだったのですが、あの日の地震と津波で全てを失うこととなったのです。

さてと…めしにするか『JR博多シティでランチタイム(3)地下で出逢った“あの缶詰” 』


拙ブログから引用

そこにはこの様な記述があります。


この「発掘缶」には、
・震災の記憶から立ち直り、前を向いて歩きたいという石巻の人々の想い
・工場はなくなってしまったけど、一歩ずつ、少しずつでも復興を進めていきたいという私たち社員全員の想い
が詰まっています。


まさしく希望の缶詰なんですね。
そして、この様な“誓い”も。


この缶詰を購入いただいたお客様に、約束をさせてください。
私たちは必ず、復興します!
だから、この缶詰の味を決して忘れないでください。
石巻の漁業が復活するまで、この缶詰はもう作ることが出来ません。
まだ数年はかかるとは思います。
でも、石巻の漁業と私たちの復興、その2つが揃ったとき、
必ずまた皆様に美味しい三陸の海の幸の缶詰をお届けさせていただきます!
その日まで、是非引き続き私たちを応援してくださいますようお願い申し上げます。


忘れません。決して忘れません。再び、普通に出逢えるその日まで、決して忘れることはないでしょう。
その日が一日でも早く来ることを願ってます。



そして、その約束は今や果たされてます。新工場で再び、朝に揚がった新鮮な魚が昼には美味しい缶詰となり、全国の木の屋ファンがその美味しさを楽しんでます。ラベルには“缶謝”の文字がありますが、“発掘”された缶詰を買い求め、そしてその後も応援し続けた消費者に対する気持ちなんですね。

そうなると…何だもう復興したのか、応援しなくていいのかと考えるひともいなくはなさそうですが、そうじゃないですよね。日常として定着したものはそのまま楽しみつつ、まだまだなところには応援を続ける…これはそう簡単には終わりそうにありません。

とりあえずここの缶詰、安くはないですが美味しさは素晴らしく、価格以上の満足感は得られるかと思います。見かけたら是非。そして缶詰好きなら是非、お取り寄せで楽しんでください。

木の屋石巻水産 HP

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食物繊維をプラス
レトルトカレーは忙しいときや、料理する気が今ひとつあれなときなどに、ご飯さえあれば楽しめるところがありがたいものですが、こと健康面に関しては…これだけでよかっちゃろうか?などと思うのも必定でありましょう。

だいたい気になるところといえばまあ、生野菜とかあったほうがよかっちゃろうもんとか…そこにはビタミン問題も含まれてますが、それだけでなく食物繊維を強化したい向きもございましょう。

それ、楽しみながら解決してしまいましょう。キノコ最大手のホクトが『菌活』を提唱してるようで、『カットぶなしめじ』を100円くらいで出してるんです。
それが振るってるのは、袋に切り込みを入れて電子レンジ加熱して、様々な日常料理に加えるというところ。それって特に、カレーなんてのには適役ですよね。

カットぶなしめじ

で…同じようなものをローソンでも売ってるんですよ。価格も同じようなものですが、そこら中にローソンがある環境下では(=ちょっと遠くまで歩く程度の徒歩圏内まで含めて7店舗)、こっちのほうが便利です。
ちなみにこれ、ローソンファームで製造されたものです。こういう、自社契約農場で育てた野菜類が多いのも、ローソンに好感を持つ理由でもあるのですが。

きのこをカレートッピング

そのローソン、電子レンジ対応のグリコ『LEE』20倍を置いてる店が多いところもうち近辺の特徴。これは血中LEE濃度が低下した際の特効薬としてありがたいのですが、一応その激しい辛味をやわらげる何らかの緩衝材…まあ目玉焼きなんかがナイスなのですが、ここにその!電子レンジで“茹でた”カットぶなしめじを加えた、と。

判りやすいように写真では追加の姿そのままで写しましたが、実際はこのあとカレーソースに混ぜ込んでます。電子レンジ対応のLEE20倍ならパックが自立しますから加熱後に上部を切り開いて、そこに直接この加熱後なぶなしめじを投入して混ぜ繰ってからご飯に…そのほうが一体感も得られるし好かですよん♪

LEE20倍のこれは300円前後しますが、コンビニPBや百円ショップのレトルトカレーなんかがプラス100円で食物繊維豊富な『しめじカレー』に変身するんですから…って言うかそれ以前に、シャキシャキした食感と有り難い味わいが加わるんですから、これはお薦めですよ。

ハチのハッシュドビーフ

で、きのこといえばハヤシライスのほうがもっと面白いんじゃないかと思ったんです。以前、コメント欄でapple-aさんから“業務スーパーならもっとあるのでは”とご意見をいただいてたハチ製品、近所にあるそれへ伺ったら…この250gも入った『たっぷりハッシュドビーフ』が70円くらいで売ってたので、これさいわいと。
で、ローソンでカットぶなしめじも買って帰る、と。

しめじたっぷりに変身

これ、最高でした♪今回はおまかせキーではなく、カット&トライで時間を計測しようと挑みましたが。500W2分といったところで充分でした。それを、ハッシュドビーフのパックが立てられるタイプだから開封して立てて、そこに過熱したシメジを加えて菜箸で混ぜる、と。
当然、煮込み感はありませんが、逆にシャキシャキ感と香りがうれしいですよ。

食物繊維が足りてないのではないか…そうお思いのアナタにお薦めです。これ、レトルトカレーに限らずいろんなものに応用可能ですよ。
何に使えるか思いをめぐらすのも、脳の活性化に好いかも知れません(笑)。とりあえず、カレーとハヤシにはベストマッチです♪

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シリーズ《青春》⑩ 青春18グルメ
沼津とか三島とか、あの辺でお昼となると…海鮮丼などがアタマに浮かんだのですが、帰省中は魚ばかり食べてたんだし…逆に実家では食べないものを…そう思いつつ検索して、面白そうな店を見つけました。

三島駅正月仕様

三島駅は正月仕様といったところでしょうか、これはなかなか好い感じですね。夜はライトアップというか、竹の中が光るようでした。

カレー片岡屋

そして、駅前信号を渡って間もなく付いたのがこの、『骨だしカレー片岡屋』。ここ、夜にイタリアンバー『ヴァカンツァ』として営業してる店のようですが、昼はカレー…しかも欧州カレーを違う店名で出してるようです。

カレーへの想い

店主の、カレーへの想いが綴られてます。拡大してご覧ください。料理に魅了される…そしてその道へと導かれるドラマを感じます。

で、ここのカレーは、牛骨・豚骨・鶏がらからだしを取られるそうで、それで店名に“骨だしカレー”の名が冠されてるんですね。

厚切り煮豚カレー

素揚げの三島野菜が載ったフラッグシップの『三島野菜カレー』はすでに売り切れでしたから、もうひとつ興味を惹かれた『厚切り煮豚カレー』を。
HPには“一晩塩漬けした後、4時間ハーブと一緒に煮込み、さらに一晩漬け込んで仕上げた柔らかい煮豚です”と有りますが、この手間のかけ方は…これもまた欧州のそれですよね。

で、これが大変に美味しかったんです♪甘味辛味苦味その他いろいろ…複雑に絡まりあいつつもスムーズな味わいで、そう辛さは感じないながらも、気がつけば目の下に汗…コクがあるのにキレがあるとはこのことですよ。
そしてトッピングの煮豚…スプーンでほぐれるほど柔らかいのですが、これがまた好い味わいで、しかも好い香り…これ単品で赤ワインを傾けたいなぁ。

多分、ほかのメニューも同様に丁寧に手間ひまかけて作られてることは想像に難くありません。しかも、少食なかたでも楽しめるようにか、並・大盛りだけでなくミニもあるんですよ。
カレー好きの旅人には、是非訪れていただきたい…そんな三島のカレー屋さんでした。

駅舎の向こうに富士山

美味しいカレーに感動しつつ、三島駅へ。駅舎越しに富士山が見えました。
そして次なる行動へと、東海道線熱海行きに乗り込みました。


⇒『カレー片岡屋』 HP


(つづく)

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