さてめしアネックス
放浪旅と、名物と…
いつもと違った北海道(番外編その2) 北海道限定飲料!
通常シリーズをちょっとお休みして、ここでひと息入れましょう。
ひと息入れるとなると何か飲み物を…そうです、北海道で出会った北海道限定飲料をご紹介。地元メーカーのそれとかじゃないですよ、ナショナルブランドにもいろいろあるんですよ。

いろはすスパークリング

これはライハなどでよく話題に上がってた『いろはすスパークリング』。瀬戸内産レモンが使われてます。となると山陽で売ってそうなものですが、自販機の北海道コーナー(←こういうコーナーが道内の自販機にはよくある)にありました。
これには滞在中によくお世話になったものです。美味しいですよ。

おなじみジョージアサントス

おなじみ『ジョージア』にも『サントス』というのがあって、他ではありませんが北海道ではもうすっかりおなじみです。

ミニッツメイドも北海道限定

『ミニッツメイド』にも北海道限定を見かけました。いくつかあったかと記憶してますが、これは『大人の贅沢りんご』です。
朝にいただくことが多かったのですが、これも美味しかったですよ。

と…あのコカ・コーラがこのようにいろいろと北海道限定モノを出してて、それが普通に自販機の中に並んでるんですよね。即席めんやカップめんなどはマルちゃんや日清などが北海道限定モノを数多く出してることは有名ですが、コカ・コーラもそうなんですよね。

ポッカサッポロファイターズブラック

新千歳空港で出発を待つ間にアップルパイを買ったのですが、飲み物もと買った缶コーヒーが北海道限定です。まあ、ファイターズ仕様なんですが。
“北海道限定缶”と書かれてるのでデザインだけ北海道限定かもしれませんが、内地に住むファイターズファンなら嬉しい缶コーヒーなのではないでしょうか。
あ、アップルパイも“ファイターズブラック”も美味しゅうございました♪


と、メジャーどころでも北海道限定品を数多く出してるので、内地から伺った際にはいろいろと注意してあちこち見てみてはいかがでしょうか。面白いですよ。


(本編につづく)

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いつもと違った北海道(10) 大移動といつもの美味しいもの~昼編
さて、北海道放浪&滞在最終日の前日といえば今や、稚内から札幌まで鉄道大移動する日となってます。で、長時間停車の音威子府でおみやげ用に『音威子府そば』を買ったり、旭川の『花ちゃん』でお昼をいただいたり、そして北海道ラスト宿泊地の札幌では平岸の『いそ吉』で常連さんたちと美味しいモノをいただいて夜を楽しむ…これはいつもと違わないことです。
ただ、今回は結果的にちょっと違ったこととなりました。


早起きして…っていうか、北海道滞在中は前日に走りまくって夜に飲みまくってても、なぜか早朝に目が覚めるんですよね。これはあれ?せっかく北海道に居るのに惰眠をむさぼってては勿体無いじゃないかという“もうひとりの俺”が起こしてるんでしょうか。
そんな訳で、みどり湯でも“普通に”朝早く目が覚め、支度して発ちました。この日は早朝からの行動派(←“派”って何だよ?)が多く、あのかわいい女性もわたしより早く宗谷岬に向けて発たれ、あとは島に渡る方々もフェリーの関係で…と。

この日は南稚内駅からではなく稚内駅まで走って、そこから乗りました。というのも、朝食を摂る関係もあるんですけどね。
宗谷には、特に稚内中心部にはやたらとあるセイコマでの朝食が基本なんですが、0600開店の店が多いんですよ。
その前に摂りたいわたしは、24時間営業とかのセイコマを求めて稚内駅まで、と。まあ、たいした距離じゃないのですが。

※稚内ー南稚内間は鉄道ベースで2.7km。自転車ならみどり湯からでも10分くらいですね。

と…ここで痛恨の出来事が!本土最北端の稚内駅から北海道中心地の札幌駅までは、この日が使用期限最終日の『北海道・東日本パス』で移動するつもりだったんですが…あれ?どこにやったっけ…使用後はいつも財布の中に入れてるのですが…あっ…

前日に稚内から音威子府まで往復するのに使いましたが、その後きっぷは…確かハーフサイズのカーゴパンツ(=走行時以外のアウター)のサイドポケットに入れたままで…ああ!考えたくない思い出したくもないけど…コインランドリーで洗濯&乾燥しちまったんだーっ(泣)!

左のサイドポケットを改めてよく探れば…不定形な四つ折となった北東パスが出てきました。これは…これをもってして改札をくぐらしてくれる国は地球上には無いよな…そう思ったわたしは、とりあえず『みどりの窓口』が開くのを待って(←始発の発車前に開けてくれます!)、そこで18きっぷを購入。
シーズン中はどっちみち使うんだし、いつかは購入しなければなんなかったんだし、そう思えば…(泣)。

“いつもと違う北海道”がテーマですが…こんなところで“いつもと違う”なよっ!>俺!
そんなこんなはありましたが、無事に列車は名寄に向けて出発しました。

1音威子府のにゃんこ

で、お馴染みの、音威子府駅での長時間過ぎる停車。上りの列車との列車交換や、後発の下り特急を先に通したりとかで、一時間を越える停車時間なんですよね。

何という大陸的な設定でしょうか。他にないでしょう、こういうのは。んなもんだから、いつものことですがR40沿いにある宇佐見商店まで音威子府そばの乾麺を買いに行きました。
ここはツユ付きのものとかだけでなく、通向きの麺のみのそれも販売してるんですよ。これが安いので、おみやげとして方々に配るには便利なのです。

写真は途中で出会ったネコです。年齢もかなりいってそうですが、このクールな視線がね。
表情はキツ目ですが、案外鳴くと抱きしめたくなるくらいにかわいかったりしそうです。

で、普段よりは大量に音威子府そばを仕入れ(笑)、その後に出逢う皆さんにお配りした、と。
楽しんでくださったならさいわいです。

2はみだしの南美深駅

で、宗谷本線には興味深い駅がいくつもあり過ぎるんですが、この南美深駅も好いですよ。踏切際にある駅で板張りのホームなのですが、それが一両分しかないので二両編成の二両目は踏切にはみ出してしまうんですよね。
主に二両目に乗るわたしは、窓の外に警報機の音を聴くことになるんですよね。ちょっと不思議な時間です。

3味わいの東六線駅

こちらは東六線駅。いわゆる秘境駅の類ですが、これについては何も申しません。とにかく味わい深いです。一度降りてみたいと思うのですが、各駅停車さえ通過する筋もある駅ですし…なかなか難しいものがあります。


そしていつものように名寄で乗り継いで、そして旭川到着。頃はおりしもお昼時なのですが、旭川といえば『花ちゃん』で『ゲソ丼』です。
いつものように今年も伺うこととなりましたが、いつもと違うのは…ちょうど旭川に来ていたケロコさんがご一緒してくださったところです。

4ゲソ丼しょうゆ

店の前での待ち合わせでしたが、今年この日の旭川は去年ほど蒸し暑くもなく、しかも駅すぐそばの橋も工事が終わってて迂回せずに済みましたから、あっという間に着いてしまいました。

5ゲソ丼ねぎ塩

ケロコさんには一年ぶりにお会いしましたが、ちょっと面白いおみやげをいただきました。これについてはまた項を改めて書きたいと思います。

で、お店のおかみさんがわたしのことを覚えててくださって、こういうのはやっぱり嬉しいですね。そして、気になってたこと…なぜゲソ丼がライダーを中心に広まったのかという話も伺えました。

わたしはツーリングマップルの情報で知ったのですが、それ以前の話です。たまたまこの店に立ち寄ってゲソ丼を食べたライダーがその美味しさに感動し、これを他のライダーにも食べてもらいたいなと思ったらしいんです。で…チラシを作ってよ、あちこちに配るからさ…みたいな話になり、出来たチラシをあちこちのライダーハウスなどに貼ってもらって…そういうところから広まったんだそうです。

そういう、ライダーのリレーションで広まった歴史があったんですね。今どきなかなか聞けない好い話ですよ。そして今年も相変わらず美味しいゲソ丼でした。


そしてケロコさんと別れ、周辺も出来上がってた旭川駅へと戻り、札幌を目指しました。


(つづく)


いつもと違った北海道(9) 走るつもりはなかったけれど
さてお昼。音威子府で何か食事をとなればあれしかありません。わたしも家族も大ファンの、真っ黒い『音威子府そば』です。

※まあ…ホントにこれしかないのですが…

いつもは駅の立ち食いそば店『常盤軒』でいただくのですが、今回はいつもと違う『道の駅おといねっぷ』内の『一ふじ』でいただくことにしました。
道の駅に到着して、自転車をどこに停めたもんだかと見渡すと…あ、モンキー!しかもそのそばに立って地元のひとと言葉を交わしてるのは…何と何と!みどり湯で泊まり合わせて、しかも前日に宗谷国道でパンク修理しててまた再開したあの!岩手のおとーさんではないですか!
向こうもすぐに気づいて「あー!いやぁははは、またお会いしましたねぇ」と。

お互いに再会を喜んだり面白がったりしましたが…あれ?昨日のうちに名寄まで行ってたはずなんじゃ…?

「それがですねぇ、やっぱりモンキーはスピードが出ないものですから、はははは」
猿払のライハに泊まったんだそう。そして朝、猿払を出てきて、ここでお昼にしようか、と。
何だかご縁のあったかたでしたよ。これだから夏の北海道ツーリング…いやいや《ホッカイダー》!は止められませんなぁ!

17一ふじのざるそば.JPG

一ふじにはざるそばもあったので、暑い日だったしざるでいただきました。
自宅調理などで見慣れてはいますが、もりやざるだとつくづく黒さが際立ちますねぇ。

18音威子府そば.JPG

これです。独特の味わいがあって美味しいんですよ。好みは分かれそうですが、気に入ったならば夢中になりそうな個性を持ったそばですよ。
美味しゅうございました♪

19道の駅モニュメント

外にはこのようなモニュメントが。

20生々流転

『生々流転』だそうです。さすが彫刻の村です。

21一ふじ跡?

で、駅に向かって走り始めましたが、今はもうやってなさそうな店をよく見ると『一ふじ』、と。
今は道の駅内にありますが、かつてはその真ん前のここで営業されてたのでしょうか。


それでですね、時間はまだまだあるんですよ。1355発なんですよね。まだ二時間くらいあるんですよ。
前日に100km以上走ってるし、この日はポタリング以上には走らないつもりだったのですが…

22R40号

こういう道を見るとついつい走りたくなってしまう、と。バカだな>俺。
ていうか音威子府って、中心部も端から端までがあっという間だし、他に時間を使えるところもないんですよ。それこそ道内で最も小さい村ですし、人口も800人を割ってますし(※)。
とりあえず、いつもは宗谷本線の車窓に眺めてる風景をフレッタで楽しもうという趣向にして、R40は宗谷本線と付かず離れずだから、適当なところで輪行に切り替えて稚内に戻ればいいや、と。

※でも、いいところというか、好きなところなんですけどね、わたしには

23おにぎりの串刺し

これは脇道に入ったところから見たR40方面の青看。おにぎりの串刺しです。

24そば畑

そして、宗谷本線と同様に今が花盛りのそば畑が広がる、と。
これはいつ見ても素敵な風景ですよ。そばの白い花は小さいので、結果としてパステルグリーンの風景が広がる、と。

25契約栽培

こんなところもありました。京都の老舗の蕎麦屋さんの契約栽培地です。
こういったところは話には聞いたことがあるのですが、本当にあるんですね。

26スベル注意

下り坂でこのような看板が。《スベル注意》です。なぜカタカナなのか?なぜスベルなのか?
よく解りませんが印象は強烈だから注意喚起としては正しいのかな。

27パステルグリーン

あ”~!美しきかなそば畑!
こころが洗われますよ。ただ、遮蔽物も無いので、とにかく暑かったんですけどね。
で、バイクのかたがたが追い抜きながら手を揚げて挨拶を下さる、と。わたしも応えて手を揚げて、と。

そんないつもの北海道走行をしつつ、そろそろこの辺りで…と、駅に。

28恩根内駅

恩根内(おんねない)駅です。小さいながらも待合室のある駅舎がありますが、いろんな境界があいまいです。
この建物の裏にホームがあるのですが、無人駅ですし、別に駅舎を通らずともホームに行けます。まあ、大陸的って言うんでしょうか…えっ?違う?

29同じような時刻表

ここも筬島駅と同じような時刻表ですが、音威子府よりは名寄側にあるせいか、最終列車はもうちょっと遅い時間帯までありますね。
で、これだけでなく、業務用みたいな、パウチされたそれも貼られてたのですが…

30排雪列車

何と!《排雪列車》の時刻まで載ってたという!列車番号は『雪362』ですよ。
夏の今は当然走ってませんが、そもそも停まらない特急列車の通過時刻まで書かれてるし、こういうのは“時刻表にない通過列車もありますよ”という注意喚起でもあるのか、はたまた撮り鉄向けの情報公開…これは無いか。

31音威子府方面

そしてホームに立ち、これから向かう稚内方面を眺めてみる、と。
何もありませんが。

そしてやってきた列車に乗り込み、幌延駅で乗り換え。これはいつも稚内アクセスに利用してる筋だったことに気づきました。

32キハ54シリンダーヘッド

乗り継ぎ時、何となくキハ54の床下を。これってシリンダーヘッドですよね。


そして無事にみどり湯到着。この日も同宿者の皆さんと楽しい夜を過ごしました。特に風呂上りに、ライハの外で涼んでてついつい語り合った…いや、ダベり合った、旅の途中で出会った縁で結果的に一緒に旅してる男性ふたり組みとか(=みどり湯のキッチンではコッヘルでご飯炊いてました!)、羽田から稚内空港まで折りたたみ自転車とともにやってきた、瞳のキラキラしたかわいい女性とか。

彼らとはみどり湯パブタイム(笑)でも熱く語り合いましたが、特にかわいい女性には…彼女が翌日に目指す宗谷岬や、興味津々の“白い道”についてなど、同じ折りたたみ自転車輪行者の先輩(笑)として伝えられることは全て伝えましたよ。
彼女、無事に宗谷岬を楽しめたかなぁ…男性ふたり組みの若いほうはそのまま日本一周したいって話だったけど、無事に好い旅をしてるかなぁ…一期一会って素敵ですよね。
こういった出会いと別れが毎日あって感動の連続だからこそ、毎夏の北海道通いを止められないのかも知れません。こんなに日々感動だなんて、日常ではありえませんものね。


そして塞翁が馬判定は…もういいよね。アブ以外は全てが面白く、グッド連続でしたから♪北海道はやっぱり!こうでなくては!


(つづく)

いつもと違った北海道(8) 輪行先から輪行して観光客してみる
さて、稚内フル滞在最終日は音威子府村まで写真展に出かけてきました。彫刻家・砂澤ビッキさんの記念館があるのですが、そこで写真家・小原信好さんの『ホッカイダー』写真展が行われてたんです。
毎年、音威子府名物の真っ黒いそばにお世話になってる身としては、もうひとつの名物である砂澤ビッキ記念館も気になってたのですが、なかなか踏み出せず…と。
今回の写真展が好いきっかけとなりました。

1車内に

稚内から自転車で行っていてはもう、たどり着くだけで一日が過ぎてしまいますゆえ(=約130km)、宗谷本線の始発(=南稚内発0628)で出かけました。で、現地での足もないと困るので、フレッタも一緒です。

※この始発を逃してしまうと、次の旭川方面普通列車は1055発、と。ご利用は計画的に。

とにかくこの界隈、公共交通機関には期待できないんですよ。こういう時、折りたたみ自転車はありがたいですね♪

ちなみに交通費ですが、まだ『北海道・東日本パス』の使用期限内でしたから、実質¥0-です。
この辺りの列車(=キハ54)にはこのように、沿線自治体の市町村だよりが置かれてます。この日は中川町のそれしかありませんでしたが、仮想で移住なんかを考えたりして読むとなかなか興味深いですよ。

2筬島駅

やってきたのは音威子府駅のひとつ手前・筬島(おさしま)駅です。鉄道貨車を利用した、いわゆるダルマ駅舎ですが、元のそれ(=かつては結構痛々しかった)をリノベーションしたのか、はたまた同じ形で建て直したのか、綺麗で新しくなってました。

ご覧の通りの駅ですから当然無人駅です。この写真を見て今思えば…駅ホームでフレッタを組み立てるなよ>俺、と。
でもまあ、列車が行ってしまうとですね、辺りにはいきなり静寂が訪れて、無音という音に包まれてしまいますし。

3さすがの時刻表

ちなみに時刻表はこのような…ここは特急が停まりませんから、まあこんなもんでしょう。各駅停車でさえ通過する列車があるくらいですから。

※この辺、道内在住のケロコさんのブログ『うちの晩ご飯問題Ⅱ』内の、道内無人駅探訪のカテゴリー『無人駅』を見ると、特に時刻表から読み取れる現地文化や人的流動性など、たまらない面白さがあります。時刻表を手元に置いてご覧いただきたいカテゴリーです。


それにしても…いわゆる“終電”の早いこと早いこと。名寄方面は1712の旭川行きが、稚内方面は1802の幌延行きが最終です。稚内までは行ってくれません。
Wikiによれば、'92年度の一日当たり乗降客数は2人だそうです。今はもっと減ってるんでしょうか?

4古い駅名標

これはホームからかなり離れたところにある、昔のものと思われる駅名標。何だか…ウェザリングによって芸術になってます。

んで、ビッキ記念館の開館時刻までまだ間があるので、フレッタでポタリングということに。付近の、ビッキ記念館以外の観光スポットを前日に調べたのですが、マップルを見ても同宿者に伺っても、他には『北海道命名の地』しかないんですよね。

5北海道命名の地

駅からは徒歩でも伺えるほど近いのですが、バイパス建設の関係で大型ダンプがやたらと走ってるんですよ、この界隈は。ちょっと怖かったです。

6ダートを結構歩かされる

入り口からはこのようなダートの坂を下っていくのですが、上り返しを考えれば自転車よりは徒歩で行ったほうが好いかな?と思い、自転車は入り口にデポということに。

7記念碑

結構長いこと歩かされた気がしますが(=暑かったからかね?)、天塩川河畔レベルまで降り切ると、このような記念碑が。

8解説

このような解説も。詳しくは…web上でご覧いただいたほうがいいかな

9年表

年表もあります。北海道に通い始めて幾星霜、この名前の命名にはこのような経緯があったのか…と、毎年訪れて楽しんでる身には染みるものがありました。
道民ならばこういったことは小学生時代に学校で習うことなのかも知れませんが(←ここんところ、どうなんでしょうか?)、内地のものにとってはなかなか機会もありません。
地味だけど、大人の社会科見学的な面白さがありました。

10ここがそうらしい天塩川岸

ここがそうらしいのですが、撮影してたり、しみじみと歴史的思いに浸ってると…足にチクッとした痛みが。いつの間にかわたしはアブにたかられ始めてました。虫除けは肌露出部へ全面的に振りかけてきたのですが、蚊には効いてもアブにはダメなのか?
扇子であちこち扇ぎながら、そして身体の各部をアブに停まられぬように動かしつつ、ヒップホップ的なダンスを踊りつつ(←これはウソ)、早足で戻りましたが、結果的に脚ばかり片方づつでそれぞれ5ヶ所くらい刺されてました。

11濁流の天塩川

蚊と違って、アブに刺されるとしばらく痕が残るのが嫌なんですよね。しかも赤黒くなっていつまでも…何だかキスマークのその後みたいだし。
春~秋は半ズボンライフですし、そうすると露出した両脚にこんなに強烈なキスマークがたくさん…それを見たひとが「このひとは一体どういう性癖?」とか…まあ、そんな妄想さんは普通いませんでしょうが。

天塩川は濁りまくりで何か違う風景だし、ダンプ多いし、暑いし…命名の地は好かったんですが、とにかくアブはなぁ…。

12堤の道

ただ、堤の道の風景はなかなか好かったです。好い感じのダートだし。
んで、ここは歩行者&自転車天国かと思ってたら…プリウスが走ってきました(笑)。地元にとっては重要な日常通行路みたいでした。
そうこうするうちに記念館の開館時刻になりましたよ。

13砂澤ビッキ記念館

駅前にあるんで、駅前まで戻りましたけどね。『Hokkaider』の幟も立ってます。

14全景

奥の、赤い屋根の建物がそれです。

15エントランス

もともとは小学校だった建物を彫刻家・砂澤ビッキさんがアトリエとして使って、今は記念館として使われてます。

16廃校になった小学校

当初は写真展目的で伺ったのですが、そもそものビッキさんの常設展がまず素晴らしく、来て好かったと思いましたよ。美術館の類ですからここで多くは語りませんが、興味のあるかたは是非伺ってみてください。
公共交通機関ではなかなか伺いにくいところですが、喫茶店も併設されてるので、のんびり過ごすのも好いかも知れません。

で、小原さんの写真展もまた素晴らしく、写真集『ホッカイダー』シリーズのバックナンバー(3と4を。それ以前は売り切れ)も手に入りましたし、ホッカイダーTシャツ(←暑い時期やアンダーにも最適な化繊)も買えました。

写真展は終了しましたが、写真集やグッズは今も手に入ります。詳しくは以下リンクを。

Hokkaider:写真家小原信好webサイト

そして砂澤ビッキ記念館も是非!

『アトリエ3モア』


さて、そろそろお昼なのですが、この辺りには何も無いので音威子府中心部へとフレッタを走らせました。

(つづく)

いつもと違った北海道(7) ロシア料理コース初体験
さて、この日の夕食。“ご飯の見えないうに丼自作”は稚内最終日の翌日に取っておいて、この日は前々から気になってたロシア料理の店へと出撃することに。

ロシア語の勉強を始めてですね、食べ物好きとしては当然ロシア料理も気になるところですが、これがなかなか機会が無いんですよ。
東京にもいくつものロシア料理店はあるのですが、ひとりで気軽に伺えそうにはなかったり、個人的に気になる“あれ”が「それは違うんじゃないの?」だったり。

下調べして、ここは間違いないだろうと思った有名店・稚内副港市場にある『ペチカ』に伺ってみました。
自転車で行けばすぐなんですが、せっかくだから酒も…とりあえずロシアンビールくらいはいただきたいですよね?ねっ?
そうなると飲酒運転はいけません。徒歩で伺うことに。まあ、徒歩20分くらいです。お湯も浴室内も熱すぎる銭湯みどり湯の風呂上りですから、身体を冷ますのにちょうど好い宵の散歩でもありましたよ。この頃の時間帯ともなればさすがに稚内は涼しいですしね。

※もはや那覇より熱い東京に比べれば、稚内は一日中涼しいのですが…

予約など入れてませんでしたが、伺えば普通にOKでした。で、いきなりアラカルトってのも勝手が判りませんし、おひとり様からでもOKなコース『サハリンコース』¥1,500-をお願いしました。
こういった場合、コースならいろいろな代表料理をちょっとずつ味わえる訳ですから、ある意味初心者にはお得にしてマストなチョイスではないでしょうか。

12バルティカNo9

まずはコースに無いロシアンビールを(笑)。二種類ありましたが、ちょっと珍しい『バルティカ』のNo.9を。

13アルコール度数8%

これ、何とアルコール度数が8%なんですよ。度数だけでなく味わいもなかなかガツンと来ます。風呂上りで夕涼みな身体に染みますなぁ!

14ボルシチ・おまかせサラダ・黒パン.JPG

そうやって指先までしみじみとロシアンビールの味わいを染み渡らせてると、料理が登場しました。
ミニサイズのボルシチにおまかせサラダ、そして黒パンかピロシキか選べるのですが、せっかくだから黒パンにしました。

この黒パンがまずはしっかりとした硬さがあっておいしかったのですが、一番の感動はボルシチですよ!東京では…いやいや東京に限らずアジア全域でそうらしいのですが、トマトキャベツスープみたいなのをボルシチとして供してるんですよね、多くの店は。
「違うんじゃないの?それは」と思ってたのはまさにこれなんですよ。

本来のボルシチはそうじゃなくてビーツが使われてこそで、それゆえにトマト色ではなく赤紫色なのが本来のそれなんですよね。
会計時にそこんところを伺えば、「ええもううちはふんだんにビーツを使ってますから」と。解ります解ります。だってサラダにも、ご覧のようにふんだんに使われてますから。
このサラダ、基本的にはジャガイモのサラダなんですが、ビーツ参加でこのようにロシアン気分が盛り上がってます。
どれも美味しくて、そして意外にあっさり目で、ゆえに日本人の舌に合う味なんじゃないかな?とも。

15これがあのペリメニ.JPG

そして、前々から気になってたあの!『ペリメニ』が登場しましたよ!
ロシア版のダンプリング~餃子なんですが、これがやっぱり水餃子だったり焼き餃子だったり…いや餃子ではないのですが、バリエーションがあるらしいんですね。
で、水餃子というか、スープ餃子の形式で登場しましたが…これが美味しかったんですよ♪これ、餃子とはやっぱり別物として捉えるべきですね。確かに小麦粉の皮で挽き肉のあんが包まれてますが、その味付けにしろスープの味付けにしろ、和風や中華風ではありませんし。
これは今後の研究対象でもありますね。

16シャシリーク.JPG

そして最後に登場したのが『シャシリーク』。コーカサス地方の料理らしいのですが、肉の串焼きですよ。個人的に馴染みのあるところではアラブ料理の『ケバブ』ですが、イスラム圏標準の鶏・牛・羊ではなく、これは豚肉でした。
ニッポン的に言えば『やきとん・塩』ですよ!

これがなかなか美味しかったんですね。それこそビールが進む…みたいな。
ロシアの酒飲み同志も“やきとんで一杯”やってんのかな?とか思うと、その味以上に赴き深いものがありましたよ。
総合的にロシア料理って、和食好きの舌にも合う料理なんじゃないかと思いました。でもってソ連時代は端から端まで…極東からシベリアから中央アジアから東欧まで、幅広く支配下に治めてましたから、関係した国々や地域の料理が“ロシア料理”に取り込まれてるみたいなんですね。
これって食文化的にも(今となっては)面白い現象のように思います。

17チャーガ

コースにはソフトドリンク一杯が付いていたので、食後にお願いしようと思ってたのですが、そこで…普通のものよりはせっかくだからとお願いしたのが『チャーガ』という、お茶の類。
お茶といってもこれは元がキノコ類で、カバノアナタケというそれらしいです。

18カバノアナタケ

で、これがスッキリとして飲みやすいんですね。さらには口の中をリセットしてくれるかのような味わい。印象では杜仲茶に近い感じですが、食事中にいただくお茶としてはウーロン茶よりも最適かも。
これは面白いと思ったところ、その小さなカタマリの詰まった袋をレジで販売もしてたので、これさいわいと買って帰りました。塊を砕いて茶袋に入れて煎じなければならないという、御点前が少々めんどくさいながら…冷蔵庫に冷えたこれがあるってのは夏のしあわせですねぇ!

それはそれとして、ここ稚内『ペチカ』は気に入りました(※1)。来年もまた伺ってみたいですよ。次はアラカルトもいいですね♪酒飲みアラカルト(爆)!

で、今は札幌・南平岸にも『ペチカ』があるみたいなので(※2)、あの辺在住で気軽に本格的なロシア料理を体験してみたい向きには嬉しい店なのではないでしょうか。

※1 ニーナさんが札幌に移動して店を出したので、今のペチカは当時と比べれどうなんだろ?との一次情報はみどり湯のおかーさんから。でもシェフはロシア人だし、最高に美味しいモノをいただけました。

※2 この“南平岸にお店が”って二次情報は札幌・平岸『いそ吉』でノゾミさんから伺いました。ここにもいつか伺ってみたいですね♪

19賃貸物件.JPG

そして歩いて帰る途中、このような不動産広告が。東京の常識で考えれば…じゃなくて、実家辺りで見かける広告と比べても安すぎますが、こういった広告を見る場合はその地域の最低賃金とか平均自給とかも考えなければなりません。
まあ、妥当なんでしょうね。

そしてライダーハウスみどり湯へ“帰宅”。この日も面白い皆さんとともに楽しく盛り上がった夜でした。


さて、塞翁が馬判定。すでにラッキー中心ですが、宗谷丘陵南部はアレだったけど宗谷岬のすり身汁は美味しかったし、途中でパンクしたけど偶然再会した岩手のおとーさんの気遣いは嬉しかったし、そして駅前のラーメンが美味しくて…おおっ!ここでラッキー連続だ!
そしてセイコマのかき氷が美味しくて、ブン屋さんとの話が面白くて、ロシア料理が美味しくて、みどり湯夜の部でも語らいが相変わらず楽しくて…好いことばっかじゃないか!
いや~、何かしら曰く形容しがたいものがこちらに向いてきましたか?わたしは運命を打ち破りましたか?

やっぱりさ、北海道はこうでなくてはさ!


(つづく)

いつもと違った北海道(6) いつもの宗谷丘陵を違った形で
偶然、昨年のこの時期に泊まりあわせたひとがいたりして、そして数年前に泊まりあわせたひとがいたりして…お互い「あーっ!」とか「えーっ!」とか「覚えてます?」とか、そしてお互い「わはははは!」と。
これだからライダーハウスみどり湯は面白いなぁ…ここは基本的に“語り合う”ライハなので(←参加しなくてもいーんですが)、一度会ったかたにまた出会うと一発で判るのです。
と、楽しい夜を過ごした、その翌朝。まあまあな天候の中をまずは南稚内駅へとフレッタで。

この日はいつもの宗谷丘陵探訪を考えてたのですが、ツーリングマップル北海道を眺めててちょっと気になった辺りを走ってみたいなと思ったのです。

1兜沼駅

で、そこまで自走ってのもなんですから、兜沼駅まで輪行しました。今回使用のフリーきっぷは『北海道・東日本パス』なので、期限内の七日間は乗り放題なんです。
だからまあ、ちょっとした距離でも有効活用しよう、と。そもそも“元を取る”ってところに関しては、往路での新宿ー八戸間で充分元を取ってますし。

2道道1118号線

気になってた辺りというのは、宗谷丘陵南部にいくつか見られる“四桁道道”なんです。マップルで見たところ、何だか…何も描かれてないんですよね。
そこに何があるのか気になったのです。

で、これはヘキサ1118号ですが、短いそれはR40に接続し、そして今度はヘキサ138へ。
そこに何があったかというと…湿原は地図に描かれてますが、それ以外は原生林・原野か…お馴染み牧草地でした。
まあ、そんなところですよね。ははは。いきなりガックシです。

3ホルスタイン

沼川と言う集落があるのですが、これがあっという間に通り過ぎてしまう規模。そしてそこからまた四桁のヘキサ1119号へと進みました。
とにかく人影は見かけませんが、ホルスタインと大型ダンプはよく見かけました。大型ダンプは…バイパスとして使ってるんでしょうか。

4雄大だけど…

好い風景なんですよ?好い風景なんですが…延々とこれってのはやっぱり変わり映えしないといいましょうか、最終的にはどの道を選ぼうとも宗谷湾沿いのR238に出るのですが、その距離たるや約40km。
あっちに行くといつも感覚がボケてしまうのですが、この距離って東京で言えば新宿ー八王子間に匹敵します。その間の風景がずーっと牧場風景なんですよね…バカか?>俺。

5稚内空港

バイクのスピードならこれもまた一興かも知れませんが、自転車だとちょっとつらかったです、正直なところ。
で、アクセントと言えば稚内空港くらいでしたかね。稚内には毎年来てますが、ここは未だ利用したことが無いので…社会科見学みたいなものでしょうか。
何かしらカフェみたいなのがあればそこで休憩をと思いましたが…外から覗く限りそのようなものは無かったし。
でも、こんな感じの小ぢんまりした空港から始まる旅ってのも何だか好いですよね。

で、ここまですでに40kmも走ってるので、まだ早い時間帯だったけどみどり湯に帰ろうかとも思ったんですよ。
でもせっかくだから宗谷岬に行こうかな、と。ほぼ毎年訪ねてますが、飽きないんですよね、あそこは。
海沿いでは今年も昆布干しの真っ最中で、これまでの牧場的な匂いではなく海の香りや昆布の香りを感じながら走りました。この、昆布の干し場から漂う香りがもう!何ともいえない好い香りなんですよ♪

6宗谷丘陵

宗谷岬へのアプローチは宗谷丘陵経由で。ここの風景はいつ来ても感動しますよ。今回は薄曇でサハリンの島影は見えませんでしたが。
大型観光バス以外は誰も居ないと思ってみても、どこかにどこかにエンゼルが…ではなく、前後パニアな自転車長距離旅のかたに出逢いました。

「BD-1で旅してるんですか!?あ、これは別ブランドなんですか」

よくある話から、そして旅の話へと。大荷物はライハに置いてきて、今日はゆったりと散策です、などとわたし。こういう何気ない出会いと別れがまた、旅のアクセントになるんですよね。

そしてアップダウンを走り、宗谷岬に到着。相変わらず多くの観光客でにぎわってます。

7すり身汁

前夜に同宿者から見せていただいた小原信好さんの写真集(小冊子型)『ホッカイダー5』(※)やステッカーをみやげ物店で買いましたが、市街に戻る前に何かちょっと軽いものを…ということで、『すり身汁』を。
食堂やみやげ物店としてはともかく、売店としては多分ここが本土最北端なんだと思いますが、真夏とはいえ本土最北端の涼しい気温ですし、ハフハフといただくすり身汁は美味しゅうございました。これ、お薦めです。小腹を満たしたいかたにも最適です♪

※『ホッカイダー5』のサンプルはこちらからどうぞ。気に入ったなら是非ご購入を!


さて、ここから市街まで約30km。少々疲れ気味ながら走ってると…ペダルが重く、後輪が何だかぐにゃぐにゃと振れるような…降りてみればやっぱりパンクでした。そういえば北海道でパンクしたことなんて無かったんですけどね。北海道初パンクです(笑)。

路肩を走ってたのですが、細かいガラスの破片を拾ってましたよ。早速パンク修理となったのですが、修理も終わって空気を入れてるところで対向車線にモンキーが。
そしてモンキーはUターンしてこちらへと…「大丈夫ですか!?」の声とともにメットを脱いだそのひとは…昨夜みどり湯に泊まりあわせてた、岩手の沿岸からいらっしゃってたおとーさんでした。

対向車線で自転車をバラして何かやってるひとを前方に見つけ、それが近づくに従ってわたしだと判り、心配してUターンして様子見に寄ってくださったんですが…

うわー!またお会いしましたねぇ!パンクなんですよ、ええもう無事に修理しましたから、それより…もうお昼近い時間帯なんですが、今頃出発なんですか(笑)?

「いやぁ、何だか皆さんと話し込んじゃってですねぇ、ついついこんな時間になってしまいましてですねぇ(笑)」
気持ちは解ります(笑)。みどり湯って居心地が好いんですよね。

「今日は名寄まで行きたいんですけどねぇ、モンキーは速度も出ないから…さあどうなりますかねぇ(笑)」
岩手好きのわたし、前夜は岩手について語り合えた岩手のかたですが、そのほんわかした朴訥誠実な、まるでゆるキャラのようなお人柄の、思い出に残るかただったんですよ。

そして、じゃあお互い安全に行きましょうと別れ、おとーさんは宗谷岬へ、わたしは市街へ、お互い反対方向へ、と。
これ以降は路肩ではなく、一段上がった歩行者自転車道を走ることにして、市街を目指しました。

8読めます

稚内市街にある青看には日英露の三ヶ国表記が見られますが、今はもうこのロシア語も普通に読めてしまいます。
で、ちょっと遅くなりましたが、稚内名物でお昼にしました。

9たからや

稚内駅前にあるラーメン店『たからや』です。ロータリーに面した店ですが、今のように整備されるよりもずーっと前から営業されてるらしいですね。
ピークは過ぎてたので空いてるかと思いきや、それでも店内は半分くらいの入りでした。

ここ、メニューが塩ラーメン・醤油ラーメン・ライスしかないんです。で、塩が有名らしいので、塩ラーメンをお願いしました。

10塩ラーメン

これが好かったんですよ。ガツンと来るような、パンチとかキックとか、ナックルパートの後に延髄切りとか、そういったものが効いた現代的な味わいではなく、自然な優しいそれでした。
多分、昔からこの味なんでしょうね。強烈さはないけど飽きない味ですよ。麩が浮いてるのも何だかちょっと嬉しかったです。

で、繁華街のほうにもう一軒、塩ラーメンが有名な店があるんですよね。来年はそっちに行ってみようか…などど、早くも来年のことなど考え始めてしまいました。


そしてみどり湯に“帰宅”(笑)。まだそう遅くはない午後だったため、他には誰も居ないかと思ったら…やっぱり前夜に熱く語り合った、定年間近の札幌のかたが。
地方紙勤務…というか、いわゆる“ブン屋稼業”を勤め上げた…いやいや、勤め上げようとしてるかたで、高校時代まではジャーナリスト志望だったわたしは、そのかたが笑いを交えておおらかに語る“夜討ち朝駆けブン屋血風録”な話に興味津々どころではなかったのです。

連泊はわたしとこのかたとのふたりだけだったようで、何となくふたりとも早めに戻ってきてしまった、と。ま、せっかくの本土最北端です。どこよりも涼しいですし、別荘気分でのんびりゆったり過ごすのも好いですよん。

11ごろっとマンゴー果肉のかき氷

コインランドリーに洗濯物を放り込み…何だかちょっと暑かったので、すぐそこのセイコマに行ってかき氷を。『ごろっとマンゴー果肉のかき氷』というのにしましたが、これが大当たりでした。
食べてると、「あーいいなぁ。俺も買ってこよ(笑)」と飛び出していった同宿者。改めて一緒にかき氷をいただきながら、暑い中をまたもや、氷が溶けるくらいに熱く語り合ったふたりでした。


(つづく)

いつもと違った北海道(5)~大荒れの天候時に鉄道大移動!
休みだった昨日は18きっぷ日帰りで、白河までラーメンを食べに行ってきました。二軒伺いましたがそれぞれが心身に染み入る味わい…行って好かったと思うとともに、他の店にも…と早くも再訪を考え出してしまいました。
それよりなにより…RFCラジオ福島『手塚とナッコのSunday“卵→KING”』内の名物コーナー『ナッコの今日も不順調』を現地でリアルタイムで聴けたことがラジオ者として嬉しかったですよ。今はポッドキャストを毎週楽しみにしてますが、記念すべき第一回は現地でラジオで聴いて衝撃を受けましたし。


さて、北海道放浪話に戻ります。

日中はそれなりに気温の上がる十勝ですが、早朝はやっぱり気温も下がって涼しいですね。この辺が東京とは違うところです。
一旦、朝4時頃に目が覚めてトイレに立ったのですが、外を見れば路面が乾いてます。前日最後の気象情報では、未明には雨も上がって再び降り始めるのはお昼ごろから…みたいな感じだったんですよ。
バイク旅のひとの多くは帰りのフェリーの予約もあるから、最終的にはそこに結び付けなければならないんですよね。で、その日が移動できるかどうかがかなり重要なんですね。

そしてもうちょっと寝て、改めて5時過ぎに起きたのですが、その頃には同宿者ふたりも起きて「雨、どうですかね?」と。
「さっき見たときはもう、路面も乾いてて…」とか言ってるうちに何やらパラパラとした音が(笑)。
「あー、やっぱりダメかぁ」と苦笑するバイクのおふたり。

定年直前のおひとかたは日程にまだ余裕があるから、雨だった場合は前日おっしゃってたように「今日は鉄道で帯広中心部に出て、映画観たり美味しいもの食べたりして過ごしますよ」と。
Pitは西帯広駅のすぐ近くにあるところが、こういうときには有り難いですね。本数は少ないとはいえ帯広駅まではふた駅ですし。
もうおひとかたは「とりあえずもうちょっと寝ます(笑)」と言って、二度寝に入ってしまいました。

さて朝食。再び雨が降り始めてしまったので、ちょっと離れたセイコマまで行ってる余裕もありません。ビニール傘とサンダルを借りて(←何気ないことですが、すんごくうれしいサービスですよ)、すぐ近くのローソンへ、と。

1ドライカレーの「わ」おにぎり

おむすびとカップ味噌汁での朝食となりましたが、ローソンではこんなのを売ってました。北海道限定の『ドライカレーの「わ」おにぎり』なんですが、監修があの鈴井貴之氏なんです。

※弁当モノなんかにも鈴井氏監修のそれがありました

今年は『CUE DREAM JAM-BOREE』が開催される年だから、その関係のタイアップ商品みたいなのですが、ラベルには“別れ(わ、カレー)た彼(カレー)より新しい縁結び(おむすび)!?”のコピーが。
もしかして…鈴井貴之監修って…ダジャレの監修なのか!?
いや、確かに鈴井氏のダジャレの即答性と切れ味は多くの人が認めるところだとは思いますが…朝から笑わせていただきました。もちろん、ダジャレにというよりは北海道ローソンの思い切った手法に、です(爆)。
味も好かったですよ。隠し味として、おむすび内に福神漬けが混入されてる面白さもありました。

2朝の西帯広駅

そして同室者に別れを告げ、すぐそこの西帯広駅までフレッタで走って、駅で折りたたむ、と。
この日は鉄道大移動で、十勝から宗谷まで一日かけての移動日なんです。で、始発列車に乗るのですが、階段や通路を通って(=ちょっとひと苦労)ホームに降り立てば…そこには旅人風の女の子がひとり。
おそらく、18きっぱーとか、同じような旅スタイルなのでしょう。「おはようございます」と朝の挨拶をすれば、こちらも何しろ旅人だとまる判りのスタイルですし、「おはようございます」とかわいい笑顔で。

こういうことって、やっぱり旅先ならではですよね。夏の北海道ではこのように、「あ、同志だ」と思えば普通に挨拶するんです。これが路上なら、バイクのひと自転車のひと問わず、二輪モノならお互いに手を揚げて挨拶、と。対向でも、同じ方向でバイクの追い抜きざまでも、手を揚げて挨拶、と。
お互いどこから来てるかも判らないし、その中には“夏しか走れない”道民ライダー/サイクリストもいるのですが、皆んな皆んな全て北海道が好きで走ってる仲間だもの。こういうのって、何だか好いですよ。


そして列車は富良野へ到着。ここからは富良野線で旭川を目指すのですが、接続待ちで20分近くの時間的余裕があるんです。接続する列車にフレッタと荷物を放り込んで、とりあえず駅舎へと。
前日に150km以上も走ったせいか、とにかくお腹が空くんです。まあ、北海道に来ればとりあえず、いつもお腹は空いてるんですが(笑)。
で、駅弁でもあれば、と。前年はこのひとつ前の筋で富良野駅に着きましたが、そしたら駅弁到着前だったので、コンビニ弁当みたいなそれで繋ぎましたけどね。

3美瑛・富良野ノロッコ弁当

この時間なら駅弁が到着してました!一種類しかありませんでしたが、噂に聞く『美瑛・富良野ノロッコ弁当』です♪
この“ノロッコ”というのは観光臨時列車で、トロッコ列車がのんびりと走るからノロッコ…そういうことでしたっけ?それに合わせた駅弁のようでした。

4充実の内容

で、これが素晴らしかったんですよ♪この辺りの名物を網羅してると言うか、何かもう充実し過ぎです。
特に右側の…コーンにジャガイモだなんて、普通あんまりないですよね、駅弁には。
でもって真ん中を斜めに貫く“アスパラベーコン巻”なんて、よくぞここに納めましたよ。

これは素晴らしかったです。それこそ、ノロッコ号に乗って車窓を楽しみながらいただくとか…そうなったら最高でしょうね。そうでなくともこれは最高の部類かも。
駅弁好きならば、機会があれば是非どうぞ♪


で、ここは今や観光路線として国際的に有名で、中国や台湾からの観光客が中心だし、撮影クルーのようなプロ用機材などを収めたトランクと共に乗り込んでいらっしゃる方々もいますし、車内乗客の公用語は中国語が基本みたいな状況ですが(笑)、そのせいか要所要所の駅での乗り降りに、やはり時間がかかるんですよ。
だから旭川に遅れて到着しましたが、タイトな乗り継ぎだけど本数の少ない宗谷本線へは接続を取ってくれるはずだと思って…いや、それはもちろんその通りだったんですが、付近の状況はそれどころじゃなかったみたいでした。
滝川辺りが集中豪雨みたいだったようで、札幌からやってくる特急が20分くらい遅れてるので、その到着を待って発車しますというようなアナウンスが。旭川も暴風雨だったんですが、それを上回ってたみたいですね。

まあ、結果的に接続を取ってくれたわけですからホッとしましたが、そのホッ!が治まっても…なかなか発車しないな。
結局、札幌方面からの特急はさらに遅れたみたいで、でもって大改修後の今の旭川駅って、別の島(=ホーム)への乗り換えって結構大変ですよね。
結局、定刻の30分後に発車しましたが…しばらくは高架なんですよね、宗谷本線って。だからか、強風のために25km/h運転ということになり、でも実際は20km/h運転で…まあその後、通常の速度に復帰しましたけどね。

そいでまあ、宗谷本線ってそもそも本数が少ないのですが、特に各駅停車は途中に大幅な停車時間を取ったりしてるんですよ。列車交換とか特急の追い抜きとかありますし。だからそこで遅れを調整できたりするんですね。
名寄や幌延での乗り換えを挟みつつ、その関係もあって南稚内には結果的に定刻どおり到着しました。そして南稚内駅前でカモメの鳴き声を聴きながらフレッタを組み立てて(←これ、毎年「稚内に来たなぁ!」と思う瞬間です)、稚内の定宿というか…“俺の夏の別荘!”である『ライダーハウスみどり湯』へ。

長年お世話になってますし、何だかもう勝手知ったる云々なんですが、ガレージにフレッタを停めて、受付に向かえば…一年ぶりに“おかーさん”と再会!

「こんにちわーっ!今年もお世話になります!」
「まあー!今年も来てくれたのねー(笑)!」
「ええもう!今年も来ましたよー(笑)」

そして宿帳に住所名前を書き込み、千円を払って今年も“みどり湯の住民”となりました。
二階の開いてるベッド…これまたなぜかいつも空いてる窓際の端のそこに陣取って、今年の稚内ライフがスタートしました。


さて、この日の塞翁が馬判定は…朝から雨でガックシだったけど鈴井氏監修の美味しいおにぎりに笑わされて、始発を待つ駅でかわいい女の子旅行者と出会って、富良野で買った駅弁がすんごく美味しくて、大雨で遅延かと思いきや最終的には遅れを取り戻し、みどり湯はいつものように楽しくて…あ、塞翁が馬になってない!ほとんどラッキーではないですか!
ついにわたしは…運命を振り切ったのか!?

(つづく)