さてめしアネックス
放浪旅と、名物と
ハマランチ&モア(3~最終回) 繁華街で昼食難民
そして呼ばれたのは、桜木町から関内にかけての東側、桜木町からは大岡川を渡った先の、昔からの町割りがそのままのエリアです。
『でっか字まっぷ横浜・川崎』をお持ちのかたは《16 関内》を開いていただくと判るのですが、この辺りは街が“背割り”のままなんです。

これはもう!その界隈で活動するハマッ子には何がそんなに珍しいのか逆に理解不能かと思われますが、東京を初めとして多くの街は区画整理を受けた際に“通りを町の境界線にしてしまった”んです。

※東京だと、神田や牛込の一部に現存していますが

そもそも町というものは、通りを挟んでいつも顔を合わせてるひとと“同じ町内”であるという心情や伝統があるもので、それがゆえにかつては“通りと通りの間~建物の背中”で町を区切ってたんです。
それが区画整理などで通りを境界として区切ってしまったがために“向かいのご近所さん”は別の町の人になってしまったんですよ。

背割りが残る代表的な町といえば京都ですが、他にも城下町などでその伝統を保たれてるところもあります(=大阪市中央区とか、八戸市中心部とか)。そして、この横浜中心部ですよ。

神奈川県立歴史博物館

神奈川県立歴史博物館などという建物もありましたが、こういう街に仕事で来れてうれしいなと、地図好きとしては歩きながら番地を確認したりして…あ、わたしは仕事先まで馬車道駅から歩きましたが、歩いてて何だか楽しかったですね。
そうそう、若い頃にライブを観に来てたジャズのライブハウスがこの辺だったと思い出したりといった懐かしさもありました。

ただ、仕事は大変だったんですが(笑)。で、お昼休憩もあまり時間を取れず、皆さんはコンビニで済ますとかでしたが、せっかくこういうところに来たんだから…とか思いますよね。
で、前もって目をつけていた店があったのですが、行ってみればほぼ満員な上に、半数は料理待ち状態。広いフロアながらこれでは、短い時間内に食べられるのか…断念しました。

で、駅のそばに蕎麦店があったなと思い返してそっちまで行ってみると…行列かよ。
夜は飲食店も百花繚乱なのでしょうが、昼は難民化するぞ、ここは…と。

居酒屋の寿司&めんランチ

で、ふと見かけた居酒屋のランチ。寿司とめん類で構成されてるらしいです。
で、場所を考えなくても結構安い価格帯なんですよね。海鮮丼ならすぐに出てきそうだし、ここにしよう、と。

鉄火丼にあら汁

マグロのヅケを使った『鉄火丼』を頼んだのですが、そうかからずに間もなく出てきました。かかった、その短い時間は多分、盛り込みの時間だけなんでしょう。で、メニューに書かれてたとおり上部構造がヅケだったので、そのまますぐにいただけます。
しかもうれしいことに、味噌汁は『あら汁』だったんです♪居酒屋だし魚系というか寿司メニューだし、もしかしてと思わなくはなかったのですが、価格を考えると普通の汁物だろうなと思ってただけに、これはうれしさも一入でした。

で、さっさと美味しく食べ終わり、仕事先に戻る…探したり食べたりあわただしかったランチタイムでしたが、選んで正解な店でしたし、おかげで午後も頑張れたな、と。
昔ながらの街並みのなかでいただく、ハマのランチでした。


やっぱり横浜は奥が深いですね。東京の常識が通用しない街でもあるのですが、それだけに面白い何かを発見できたときはうれしさも倍増しますよ。
で、古い街並みに呼ばれることはこの先あまりなさそうですが、MM21でのお昼はリピートばかりなので、次の機会には新規開拓も悪くないかな…そうも思ったハマランチデイズでした。

ハマランチ編、お読みいただきありがとうございます。


(了)

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ハマランチ&モア(2) 親子ではない事情を探ってみる
翌日も同じMM21だったのですが、休憩時間にも同じグーツでこのようなものを。

きなこもっちー

『きなこもっちー』というものです。ベーカリーコーナーに盛られてて、その名と見た目の懐かしさとで思わず(笑)。
揚げ餅にきなこといった感じのものなのですが、昭和の子供にはこれがたまらない美味しさなんですよ。平成の子供にとっても一周して新しいものなのではないでしょうか。
ちょっと検索してみれば、これは業務用生地が出回ってますね。となると、多分グーツじゃなくても出逢う機会はあるかと思います。こういうのが好きなかたにはお薦めです


さてお昼。前日と同じ店に伺いました。もうひとつ気になるメニューがあったんです。

薩摩赤鶏の玉とじ丼

これです。『薩摩赤鶏の玉とじ丼』です。そういう言い方をすると「何?何?」と思われるかも知れませんが、ビジュアルは見ての通り“親子丼”です。
ただ…鶏肉は薩摩赤鶏だけど、使われてる玉子が薩摩赤鶏のものではない…ということなんでしょうね。そういうわけで親子とは名付けなかった…としたら、なんだか律儀だな、と。

美味しかったですよ。鶏肉の味わいが深いんですよ。普段、わたしがスーパーで買ってるランクの鶏肉だとこうはいかないな…と。
だからまあ、店でいただく意味があるんですけどね。海鮮ものだけでなく、こういうものも美味しかった…やっぱこの店、やるなぁ!


そうして、ここでの仕事は無事に終了。でもって後日、また横浜に呼ばれたのですが、今度はいつものこの界隈じゃなくて、古くからの横浜繁華街エリアです。


(つづく)

ハマランチ&モア(1) 興味津々だったあれ
仕事でMM21におじゃました際の話です。
ここではまず、休憩時間にお茶といえば…コンビニ『スリーエフ』の新形態『グーツ』で、と。

ふわぽにょフルーツあずき

レギュラーコーヒーもありますが、一方でスリーエフおなじみの“ぽにょ系”も。このときは新感覚大福餅の『ふわぽにょ』に『フルーツあずき』というものが。
皮にかのこ豆が練り込められてて、さらにはカスタードあんにフルーツが加わってましたが、こういうのは逆に巷の和菓子屋さんでは作りにくいかも…などと。
美味しい休憩時間でした。


で、お昼ですよ。毎回伺ってる店の、一番気になってたメニューをお願いしました。

宇和島名物ぶっかけ鯛めし

これです、『宇和島名物ぶっかけ鯛めし』です。これはいつかいただいてみたいと思ってたんですよ。しかも使われてる鯛は、ご当地ブランドの『鯛一郎クン』というものらしいんです。

投入して混ぜて

さて、そのお点前ですが、この…たれに生玉子が浮いてるここに鯛の刺身や何やかやを投入し混ぜ和えて、それをご飯にかけつついただくという…そもそもが漁師料理らしく、豪快にして繊細でもあるような面白さがあるんです。

で、これがいちいち美味しかったですね(笑)。何せそのままいただいても歯応えと甘味が美味しい鯛の刺身をこのように使うのですし、いやはや贅沢の極みですよ。
途中で薬味を加えたりしながら味の変化も楽しみましたが、食べ終わってみれば「あのタイミングであれを…いやそもそも浸けながらってのはどうだろう…」などど、“もっともっと美味しくいただけるのではないだろうか”とかついつい考えてしまう…これは終わりなき味の世界のようにも感じました。


そもそも現地に行かなければ食べられないかとも思ってたのですが、偶然にもMM21で楽しめました。店に感謝いたしたいと思います。


(つづく)

もう一品&細かい根多
アウトドア寿司ではなく普通に弁当を買ったのですが、とてもお腹が空いてたので何かもう一品…と。

もう一品

揚げ物などは重いし、肉類もそうだなと思うようになってて、結局根菜の煮しめを選んでしまいました。年齢的なものというより、身体が欲してるのはそういうものだって言う…あ、それが年齢的なものか。
美味しかったんですけどね。


で、それだけじゃ何ですから細かい話をいくつか。

尾鷲ぶりハラミ

これはローソンの『郷土のうまい!』シリーズで出てた『三重のうまい! 尾鷲(おわせ)ぶりハラミ』のおむすびです。価格も高いのでこのシリーズはいつも美味しいのですが、これもまた。
“ゆず胡椒仕立て”とあるのですが、このゆず胡椒の効き方が絶妙なんですよ。原材料に“ゆず胡椒入り醤油だれ”というのがありますが、これですよね、好い仕事は。
ただただ使えばいいってもんじゃないんだな、と思いました。素材である尾鷲ぶりを活かさないとね。

かきパエリヤ

面白いし美味しいと気に入ったハウス『スパイスクッキング』の『カオマンガイ』でしたが、同じシリーズの『パエリア』というものも試してみました。
作り方はほぼ一緒なのですが、勝手なアレンジとして季節柄から宮城産のかきで作ってみました。これ、美味しかったです♪
基本的にはシーフードミックスで作るように書かれてますが、あれはまあ…価格もそこそこ高いのに何だか出来上がりが安っぽく見えてしまうんですよね。
かきも合いますよ。生のイカを輪切りで使うとかも、安いとき買えば冷凍ものよりも安価で、しかも豪華な見栄えになるかも知れません。

そのスーパー、これのご飯ものはカオマンガイとパエリアしか置いてなかったので、特に気になる『イカ墨パエリア』を求めてスーパーめぐりが始まることでしょう。
このパエリアもお薦めです。

ふわぽにょ抹茶あずき

お茶の時間にと買った、スリーエフの『ふわぽにょ』新味。『抹茶あずき』です。
まあありがちだよなと思ったのですが、食べてビックリでした。中の抹茶カスタードあん(笑)に“かのこ豆”も加わってるんですよ。これがなかなかうれしいアクセントとなってました。
あ、そういえば、これの前の期間限定味ってのがあったんだ。でもってそれは横浜で食べて…ということで、横浜ランチシリーズにバトンを渡す、と。

とろみでGO!(下) あんかけかけよう
とろみを付けられるだけでなく、これならいわゆる“あんかけのあん”も、少量でも簡単に作れるんじゃないかと気づいたんです。

野菜揚げの中華あんかけ

これはよく売ってる、薩摩揚げみたいなやつに中華味のあんをかけたものです。少量の水に無化調ガラスープの素を加えて、それにとろみを付けてかけたものです。単なるそれだけでは商品感が高いのですが、ちょっとあんをかけるだけで自作風になるところがなかなか面白いんですよ。

その『野菜揚げ』におろし生姜が付いてたので上からかけましたが、これは好いヒントになりました。で、応用として…

焼き絹生揚げの生姜あんかけ

これは焼いた絹生揚げの上から同様のあんをかけましたが、これには針生姜を仕込んであります。
これはヒットでしたねぇ♪これからの寒い時期のおかずには、うれしい存在となりますよ。

皿盛りカツ抜き丼物

これはふと思い出したことがあって。
京都の大衆食堂に『皿盛り』というメニューがあって、これが何を皿に盛ってるのかというと…ライスの上にカツ、そしてその上に“カレーうどんのあん”がかけられてるんです。
一見、カツカレーに見えるのですが、よく見ると「ん?」となる、独得の料理です。

ずーっと以前、京都で食文化の同人会(=一般でいうところのオフ会)があった際に、現地の同人のナビゲートで現地の日常的な食堂に皆んなで入って知ったのですが、それを思い出したんですよ。
で、カツはありませんが、薄揚げと小松菜を使って、そしてカレー粉とこの『水溶きのいらない片栗粉』を使って、似たような上部構造を作って丼飯にかけてみました。
これは美味しかったですよ。肉は使われてませんが食べ応えはありましたし。プリン体も抑えられるのでその辺気にしてる同志にもお薦めです。

あと、そぼろ丼の応用のようなものも作りましたが、これが台所に一本あると何かと発想も広がりますし、ちょっとマンネリないつものメニューに面白い変化が生まれるかも知れません。


イオン系の店でしか見かけてませんが、もっと広く、そして末永く売っていただきたいものです。
興味のある料理好きは是非。面白いですよ♪

とろみでGO!(上) こういうもの売ってます
南関東も朝晩冷え込み初めて、特に朝など羽毛布団にくるまってる自分に気づいたりする今日この頃です。
そんな日々ですが、たまたまイオン系のミニスーパーでこんなものを見つけました。

水溶きのいらない片栗粉

『水溶きのいらない片栗粉』というのがその商品名。名は体を表してます。これはそれこそ、調理中に振りかけるだけで料理にとろみを付けることができるんです。
水溶き片栗粉を用意しなくていいんですよ。

中華スープに

炒め物の前に、定番の中華スープというか、具だくさんになりすぎて中華風スープというしかなくなってしまったスープですが、こういうのにはやっぱりとろみがあるとうれしいですよね。特にこれからの寒い時期にはありがたいですよ。

薄揚げと山東菜で

で、炒め物。薄揚げと山東菜を炒めたものに顆粒ガラスープと料理酒にこれを使って、こういう風にしました。
とろみが付くだけでただの炒め物が、何だか中華風になるところが不思議。ちょっと面白いです。


で、せっかくとろみを自在にする魔法を手に入れたので(←って言っていいのか?)、もっといろいろ活用してみました。


(つづく)

これは一体…えーっと…
駅のコンコースでささやかな沖縄物産展が行われてたのです。
で、ふと沖縄そばを食べたくなったので見てみたら…

宮古八重山

半生のような生めんタイプで沖縄・宮古・八重山と特徴の違うそれが三種類も並んでたんですよ。
うれしいですよね。沖縄そばなら何とかなっても、宮古八重山のそれはなかなか近所で手に入るものではないですし。
そんな訳で宮古と八重山を買って帰ったのですが…

宮古だそう

これが宮古なのですが…う~む…何がどう宮古なのやら。本島のそれと比べれば細めではあるんだけど、ストレートな丸断面で…。
つゆは確かに沖縄そばのそれなのですが、麺はこれ…そもそも沖縄のそれじゃないよなぁ…っていうか、現地ではこういう麺もあるんだろうか…茹ですぎた棒ラーメンみたいなんですけど。

八重山だそう

で、八重山もスープは全く同じもので、麺もゲージが多少違うだけで…これまた茹ですぎた棒ラーメンみたいだし。

それぞれの違いが書かれたミニ知識みたいなリーフも内包されてましたが、それとは全然違うものが商品として入ってるわけですし…一種のジョークなんでしょうか。

それぞれ二食入りで¥600-クラスは痛い出費でした。かける2ですしね。
こういう、“どうせ知らないんだろうから”的に消費者をなめてるプチ物産展商品には要注意です。過去の体験例では九州物産展での熊本の扱いが異常でした。名物『アベックラーメン』に“マジかよ(苦笑)?”的な、バカ高い価格を付けてたりとか

手に入りにくいものだからと言ってバカ高い値を付けてるものは多分、適正ではないです。
“即席めん二食入りがいくら?”とか“生めん系なんだけどこの価格は?”ってところで、普段接してるそれからあまりに常軌を逸してればそれは多分、暴利価格です。

消費者も賢くなりましょう。