全てを見て回る時間はありませんが、帰り道すがら寄られそうなところには…と。
で、メインの通りを通ってきたので、せっかくだから…と…
こういう路地を。京都にありますね、こういうところは。
気分はネコです。
そうすると、こういう水路に出会えたり。これはもしかして、萩のように昔は洗い物などに利用してたのでしょうか。
そしてここでも石積みが。単に斜面の有効利用なのかもしれませんが、農地といい街といい、石積みをよく見る日でした。
高梁川を渡ります。何だかすてきな風景でした。水鏡に映る空…大好きな風景のひとつですが、吉備津彦神社といいここといい、今回はこれに縁があった気がしました。
っていうか…そうなると個人的には中国名物として脳内にインプットされてしまいそうです。中国=水鏡、みたいな。
これはかつての街道の面影ですね。そして駅に着きました。
駅にはこのような案内が掲示されてました。先ほどいただいた千屋牛の姿です。大きな牛がこのように…小さな何かに乗っています。何となくかわいいですよね。
これは新見の伝統芸能『千屋牛の碁盤乗り』といって、この小さな台は碁盤なんですよ!気質がおとなしく調教しやすい千屋牛は訓練次第でこのような芸もこなす、と。
他にも、古い民家にはあの有名な南部曲り家のように家の中に牛舎があって(=南部のそれは厩ですが)、ひとと牛とが一緒に暮らしてたくらい大切に扱ってた、と。
こういう話は好いですね。街歩きやランチで好い街の印象の深まった新見の、その印象の最後を飾るが如き素敵なエピソードでした。
今回のわたしのような同じような目的の旅(=そのうち出てきます)をされる同志なら、新見か三次(みよし)でランチタイムを含めた長時間の時間つぶしを強いられると思うんですよ。とりあえず、歴史的建造物…というより街並みが好きな同志にはお薦めな新見でした。
そして改札が始まり、ホームへと向かいました。
(つづく)
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