さてめしアネックス
放浪旅と、名物と…
宮城福島周遊紀行② よくある店でちょっとない味
その前に、ちょっと面白い…いつもの難読地名です。

ぬるゆと読みます

微温湯温泉と書いて“ぬるゆおんせん”と読むそうで、秘湯として有名だそうです。しかも、ぬるいどころかほとんど水な温度なども。

味処辰の子

そして、到着。ちょうど口開けだったので、一番乗りでした。まず、外に並んだ多種多様なメニューに、地元の日常が溢れてます。

目移りメニュー

ここに行ってみようと思ったきっかけは、ラーメンが牛骨スープだというところ。豚骨や鶏ガラなどは普通ですが、牛骨はあまりないですよね。

※一部ご当地グルメにはあります

で、ズラリと並ぶこの和洋中なメニュー…あー、食堂だー(喜)♪目移りしますよねー、これ。でも、初志貫徹で『ラーメン』を。味に対峙するため、お得なセットではなく単品で。

カウンターで待つ間に常連さんが次々と。わたし同様一人で来店された常連さんが話し好きの面白いかたで、高齢ながら日替わり火曜の刺身定食にラーメンをプラスするという健啖家。今朝のミサイルは参ったよねー、いー加減にしろよなぁあいつなどなど、いつの間にかそのかたとお話してるわたし。

まあ、わたしも旅先で知らないひとと話をするのは好きなほうなので楽しいのですが、地元ラーメン情報としては最近福島にも二郎系を出す店があって、あんなのどうやって食えってんだよなぁ(笑)、いやー、もうこのトシであんなのは食えねーよ…といってるこのかた、“ご飯は少なめにねー”とは言いながら、刺身定食とラーメンを頼んでたのですが(笑)。

ビーフの味わい

出ました、これです!東北のラーメンらしさがルックスに現れてますが、隣のかたも“こういうのでいーんだよ。これがラーメンなんだよ(笑)”と。見た目もきれいだし(笑)、そーそー!あれ(二郎系)なんて見た目が(中略)食欲沸かねーよ(笑)。
で、牛骨だから香りや味わいがビーフなそれなんですね。ちょっとこれは…なかなか無い味わいだぞ、と。

美味しい一杯でした。で、この店は動物性油脂は使わないポリシーらしいので、炒め物などもラードでぬらめいてたりはしないんでしょうね。となると揚げ物も…また訪れたくなる、地元御用達の食堂でした。


(つづく)

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宮城福島周遊紀行① ミサイル発射
今頃、今年の夏の18きっぷ話です。今回は北海道で一日分しか使わず、帰省も往路は新幹線利用だったので復路で二日分しか使わず…二日分が残ってたんです。
で、8月末にちょうど平日の連休を作れたので、手近なところで東北一泊二日の旅と洒落込もう(←昭和語)、と。

赤羽で長時間

で、いつものスジです。先日のダイヤ改正で東北の区間はもう乗れなくなったスジです。新宿から山手線で池袋まで行き、そこから埼京線で赤羽へ…ここで宇都宮線への乗り継ぎで、長時間な待ちが入るのです。
まだエキナカ店舗も開いてないし、外に出ても同様だし…暇なんですよ。とりあえず日課のマイクロソフト・ソリティアコレクションに取り組むも、すぐに全問クリアしてしまうし。ラジオ聴くくらいしかやることもありません。

そして宇都宮行きに乗っててもそのままラジオ(NHK1)を聞いてましたが、放送内容が突然ただならぬ緊張感に!そう、例のミサイル発射です。
これが通過するとみられる候補地域のかたは避難とか云々…ちなみにわたしのフィーチャーフォンは対応してないので、Jアラートは鳴りません。

で、栃木県など北関東以北も対象地域に含まれてたんです。その関係でわたしの乗った宇都宮線はストップしてしまいました。まだ埼玉県南部なのですが。
でも、京浜東北線などは普通に動いてるようだったんです。だって北関東まで行かないから。多分、都内の私鉄なんかも普通に動いてたんでしょ?

大きく遅れて接続が間に合わないかと思いましたが、運転士の努力もあってか遅れを大幅に短縮。黒磯行きの接続も取ってくれてましたが、これはまあ実際には新幹線の接続を取るのが主目的だったようでした。

ウサコッツ改造前

ともあれ、いつものスジに復帰。当時のダイヤも改正されて使いにくくなったそれで、仙台でお昼食べるより長時間の待ちが入る福島で食べたほうが時間の有効活用だな、と。一時間もの待ち時間だし、ここで食べておかないと仙台到着は13時半頃。

で、検索して、地元で評判の好い食堂へ…最近、地元民利用の食堂が好きなのです。あ、写真はたまたま見かけた地元キャラの『ももりん』なのですが…改造(?)前のウサコッツかと思ってしまいました。ウサコッツ、かわいいよね♪

号外です

そして食堂へと向かう途中、福島民報本社が。新聞としての福島民報といえば、その日曜版をたまたま旅先の時間つぶしで買ったことで、当時そこに連載されてた『キノの旅』を知ることとなり…その後の生活の豊かさが増した、あの福島民報です。
そこで、号外が配布されて…っていうか、駅前とかで配布して残ったやつかな?置かれてて、ご自由にどうぞ、と。

福島民報号外

これはその後、ホテルにて。こういうことがあったということを、忘れてはならない…まあ、そう思わないひともいるのでしょうが。
とりあえず、食堂へと向かいました。


(つづく)

Мне нравится суши ~寿司が好きなんです
普段の、仕事中で昼をまたぐ場合にはあまり入ることはありませんが、寿司が好きなんです。回転寿司は未だによく理解できないので行くことはありませんが、握り寿司に限らず丼物でも好きなので、もしかしたらわたしは酢飯が好きなのかも知れません。

うにダブル

これは地元の『丼丸』(=関東エリア中心のワンコイン海鮮丼テイクアウト専門店)で。日替わりの、ウニイカとウニえんがわのダブル丼なのですが、ウニイカ部分は既製品ですと潔い表記を。まあ、こういうものはそうでしょう。
で、美味しかったからいーのです♪

三種の漬け丼

これは別の日。わたしが地元の丼丸を利用する日は、意外にその日の仕事が早く片付いて…昼前の帰宅となってもご飯は炊いてないし…そういうときなのですが、そんな場合以前は駅高架下の弁当&惣菜店を利用してたんです。
安くて美味しい老舗でしたが、何があったのか突然閉店してしまったのです。で、駅中心でいうとうちから反対側なのですが、丼丸が早くて便利だから利用頻度が増えたのです。

これもその日の日替わりから、『三種の漬け丼』。根多以外は刻みキュウリが載ってるのみでしたが、これは旨かったですね

サミットの巻き寿司は旨い

あと、サミット(=首都圏ローカルの面白いスーパー)の弁当惣菜コーナーの寿司が面白いんです。特に期間限定な的なものなど。
これは東北関連のときに出てて、好評だったのかその後も出てる日があった『三陸産炙りさんまの棒寿司』というもので、これが大変に美味しかったんです。
前の北海道のそれもとても美味しいものでしたが、サミットが作るこの手の寿司は間違いないのかも。

茶碗蒸し

で、仕事で三ヶ月に一度くらい訪れるところでの、魚河岸直営の寿司屋さん。握りもちらしも海鮮丼も800円税別なのですが、その充実感がうれしいのです。
メイン以外にまず、このように茶碗蒸しとお茶が出てきますが、この日は暑い時期だったので冷たいお茶も選べました。
そしたらこういう、ぐいぐい飲みたくなるタイプで登場。ホットな茶碗蒸しは相変わらず具だくさんで、ザ・茶碗蒸しなそれ。

わかめと豆腐の味噌汁

味噌汁も、わかめと豆腐がしっかり入った味噌汁です。

握り九貫に玉子焼き

メイン、今回は握りで。そう高いグレードのものはありませんが、個人的には貝類が入ってるところがうれしいですよ。でもって、しっかりと作られた握り寿司ってところがうれしいし、そういう職人技をこの価格で楽しめるところがありがたいのです。
充実のランチでした♪


結局のところわたしは、酢飯が好きなのかもしれません。でもまあ、上に何か載るとか…色々と混ぜ込んでるとか…そっちのほうがうれしいんですけどね。ただただ、酢飯だけを食べるってのもね(笑)。


アンテナショップが出来てたので
ちょっと探しものが出来て、ついでに有楽町の交通会館へと寄り道。ここは全国各地のアンテナショップがたくさん集まってるところでもあるのです。
で、しばらく来なかった間に…大分県のアンテナショップが出来てる!

これまでは、そういう役割は高そうな飲食店が兼ねてて、そういうところへ伺えるほどの経済力もないですし…こういうショップは大歓迎です。
と、いうのも…当然!あれを置いてるに違いないからです!

佐伯ごまだし

これです。佐伯(さいき)ごまだしです。これ、素晴らしいんですよ♪
焼き魚のほぐし身に調味料を加えて混ぜて…な、漁民的な保存食なのですが、一見して“味噌系?”と思いがちなルックスながら、そうではないんです。このベージュ系の色合いは醤油によるものですが、それどころか…味わいに関してはもう!“魚!”な感じなんです。

そうめんでも美味しい

これ、鯛で作られてるものです。で、ごまだしといえば湯がいたうどん玉を丼に入れてごまだしを載せ、そこにお湯を注ぐだけで魚風味豊かな美味しいごまだしうどんが出来上がるという…仕込みは手間がかかるけど日常では楽が出来る…生活の知恵ですよね。

今回は暑い夏の時期だっただけに、そうめんで。水洗いしたそうめんを水切りして、そこにごまだしを載せて冷水で…と。
これが美味しかったんですねぇ!なるほどごまだしってこういうものですから、温冷問わずに美味しく楽しめるよな、と。

刻みネギと和える

もっとシンプルなところでは、長ネギを刻んでごまだしで和えるだけで、なめ味噌的な美味しい突き出しが出来上がるという…これはご飯に載せても確実に美味しいでしょうね。

玉子かけご飯にごまだし

ご飯にといえばやっぱり、これです!玉子かけご飯にも応用。普通は醤油や、専用と称する出汁醤油の類が出番なのでしょうが(=めんつゆ原液が意外に好い感じ)、ここにごまだし…たまらんですよ?海鮮丼とか思い出しますよ?
魚の味わいを活かすとなると、うどんも美味しいながら案外ご飯でもたまらんものがあるなと、つくづく思いました。


これはまあ、入手はなかなか困難かもしれませんが、美味しいものとか郷土料理とか好きなかたにはぜひ一度試していただきたい逸品なのです。
興味あるかたにはお取り寄せをお薦めします。あちこちのそういうところで扱われてますよん!


身体が温まるのは
何だか寒いよなぁ…そういう日々が続いてたんですが、これが休日でとなると…普通はお昼なんかにそれなりに凝った料理とか作って遊ぶのが常です。
ただ…寒い上に雨が降ってるとか…そういう状況ともなると、ゴミ出しの日だったらもうそれ以外は外に出たくないという…すいません、雨がダメなんです。

そうすると、普段はお昼に何を作ろうかな?なところから始まって、足りないものを買いに出る…雨だとこれがもう中止なんです。
じゃあ、うちにあるもので…買い置きのレトルトとか、いろいろありますしね。

スリランカカレー

これは以前、代々木公園イベント広場での『スリランカ・フェスティバル』で購入したものです。スリランカカレーを標榜するレトルトなのですが、スリランカって意外に日本と接点もあるし(=魚食文化とか鰹節とか焼きそば文化とか)…仲良くしたい国なんですよ。しかも島国だし。

ここです、島国同志はメンタリティに共通するものを持つと常々訴えてますが、陸地で国境を持たない国というのは…まあ国防的な側面では悪い意味で“のんびり”してると思うのです。間に波濤がありますから、寝首を掻かれることはないですからね。
そういうところが文化にも現れてると思うのです。リラックス、みたいな。

主要諸元

こんな感じ。日本の、良心的なところが造ってるようですから、内容も良心的♪無化調なところも好いですね。

サラリタイプで優しい味わい

好かったんですよーっ!サラリとしたインド系なタイプですが、思ったより肉々しい感じですし、それより何より!香りや味わいの豊かさがたまらんのです!そして、食べ始めて間もなく…身体が何となく温まってきましたよ!
これが…医食同源とか、そういうものでしょうか。含まれるニンニクやショウガの関係もあってか血行が良くなったとかなのでしょうが、妙にポカポカしてきました。

具としてはチキンがゴロゴロしていつつもまあ、それだけなのですが。でもこれが良い感じ。それより何よりこの、スープタイプなサラリとしたそれの美味しさ…ネパールのそれを思い出すものがありましたが、こういうタイプにもっと日本人は慣れなければいけません…とか、わけ解かんないこととか思ってしまいました。

これは買って好かった…好かったんですが、また食べたいんですよ。でもこれは年一のフェスで買ったものですから、その辺で買えるものではないでしょうし。
まあ、また出会えたら必ず…一方でこういうの、作ってみたいなとも思った、そんなスリランカカレーでした。


これは使い出があります!
山椒が好きで、出回るシーズンともなれば『ちりめん山椒』を自作してるのです。で、出来たら出来たで美味しいし、その時期は湿度も上がって鬱陶しいシーズンだしで、消費量も多く…結果的にもう一回作ったり。
今年なんてアナタ、三回転しましたよ。毎日ちりめん山椒があるしあわせ…たくさん作られて冷凍してるかたがたの気持ちがちょっと解りました。

みざん


で、常にそういう思いを抱いてるほど山椒好きなのですが、サミット(=首都圏ローカルの面白いスーパー)でひっそりと置かれてるこれに気づきました。
『みざん』というもので、何故か最近TBSラジオでCM(=でんでんむしのメロディーで♪ア~ラアララ~ラララと歌ってるあれ)が流れてる海苔佃煮『アラ!』のブンセンから出てます。つまりは関西のもので、アラ!とともに関東への販路拡大とか、そういうことなのでしょうか。

ふたはアラ!と共通か

で、どうやらふたは、同じサイズの瓶を使ってるアラ!と共通らしいです。こういう屈託のない子供の絵はいいねぇ…などと思うのは、わたしもトシを取ったということでしょうか。

これは使い出がある

で…これは素晴らしかったです!甘めな味わいなのですが、山椒の香りと辛味は健在。日常の薬味としていろいろと使いまわせます。
基本的に数粒加える程度なのですが、何にでも加えたくなってしまうところが(笑)。夏はそうめんのつゆにおろし生姜じゃなくてこれを加えたりもしましたが、個人的にヒットなのが納豆♪からしもたれも使わずに、これだけを…特にひきわりですよ。あれとの一体感はうれしいですねぇ。
で、それをご飯と混ぜ込むと…しあわせを感じます。山椒好きと納豆好きにはお薦めですよん♪

あとはまあ、しらすと合わせるというのも(笑)。ご飯でもいいのですが、冷奴に載せるとまたこれがたまらんのです。これは使い方を探す楽しみがある素材だともいえましょう。


安くはないのですが、とても面白い素材です。とりあえず、ちりめん山椒が好きとか毎年作ってるとかいう同志にはお薦めです。関西以外では売られてるところが限られるかもしれませんが、出会えたなら是非!


お盆帰省⑩(終) 帰り道の寄り道
復路もいつものスジだったのですが、ちょっと変化を加えてみようかな、と。

ひこにゃん・近畿大学

車内吊りではひこにゃんが。ただでさえかわいいひこにゃんが微笑んでるとは…何という卑怯な!更にかわいいに決まってるじゃないですか!
で、隣は文藝春秋かと思ったら…近畿大学でした。


で、ちょっと早めになるのですが、リニューアル以来まだ訪れていない豊橋駅の壺屋(=立ち食いのほう)でお昼をいただくのはどうだろうか…そんなことを思ったのです。

きしめん煮かけと味噌カツ丼

早めでしたから空いてましたが、きしめんとミニ味噌カツ丼のセットで。きしめんは関東でいうところのランクではいわゆる“かけ”なのですが、刻み揚げやかまぼこは載ってるんです。“煮かけ”というスタイルですね。

美味しかったのですが、あとで調べてみると豊橋はきしめんよりうどんで、でもってどて煮もこの地の名物ですから…うどんとミニどて煮丼のセットにしたほうが豊橋感が出てよかったかな、と。
次回はその組み合わせを楽しみたいと思います。


そして、東海道本線の乗り継ぎタイミングで…ちょっと何処かで途中下車を…そこで思い出したのが、かつて“さわやか体験”のために降りた島田は、東海道の宿場町だったぞということ。

島田宿

ただ、何となくそういう風になってる地域はあるのですが、宿場町を再現してるとかそういうものではありませんでした。

島田御陣所跡

御陣所跡とか…

島田宿本陣跡

本陣跡とか…“跡”が基本でした。電線のない遊歩道的な…まあ、一種の商店街で、飲食店などもあったんですけどね。
と、そんな感じの島田降り歩きでした。駅に戻り、島田始発の熱海行きで途中でのややこしい乗り換えをすることなく、座ったままで無事に一気に熱海まで。そして熱海からは上野東京ラインで国府津(こうづ)まで。ここで途中下車して、ここ始発の湘南新宿ラインを待つ…いつものパターンです。

国府津駅から海が見える

そして、ホームからも見えるのですが、ガラガラの車内で発車まで海を眺める、と。ここまで来ると、もう帰ってきたなという感じなのですが、うちに着くまでが遠足…じゃなくて放浪ですから、ここを以って半ばとす…半ばは大阪でいいのか…そういうどうでもいいこともぼんやりと考えながら、無事に帰宅しました。


今回は日程が取れなかったので、山陰を回るとかそういう趣味性の高い旅ではありませんでしたし、実家でも雨ばかりで…でもまあ、いつものことに加えてちょっと新しいこともありましたし、旅での恒例でもある“ブログ交流のあるかたの記事を参考にさせていただいて”というのもありましたし、楽しい…そして安上がりな旅でした。

18きっぷの旅、いろいろと大変な面もありますが、時間があるならのんびりと格安な旅を楽しむ…これは旅の面白さのひとつかもしれません。
お読みいただき、ありがとうございました。じゃあ、次はあの店でうどんとミニどて煮丼を食おうぜ!


(了)