さてめしアネックス
放浪旅と、名物と…
美しき旧道⑥(終) お昼で再訪
そして改めて、甲州街道に戻りました。

山成し県は続く

これが今の猿橋に当たるのですが、正面にいきなり山です!しかもかたちの美しい…さすが“山成し”県ですよ!
で、やっぱり基本的には下り勾配だから(←どんだけ続くんだよと思い続けてました)、そのまま進む、と。

鳥沢いい感じ

途中、思わずブレーキを握ったのがこの、鳥沢界隈。これ、宿場風景がよいかたちで残ってるといえませんでしょうか。こういう雰囲気、好きなんですよ。
特に歴史景観保存地区とか…そういうのではなさそうに思えましたが、ここを通られるかたはこの辺に目を向けていただきたいなぁ…あ、わき見運転はよくないですが。


で…そろそろお昼なんですよ。どこかいい店があればと思いつつ走ってた面もあるのですが、郷土料理系の店は駐車場に自転車を安心して停められそうになかったり、あっ!店だ!と思ったところは昼からやってるカラオケスナックだったり…昼食難民か?

そういう、腹ペコのまま何となく走り続けてましたが、一方でこのまま大垂水峠のふもとまではずーっと下りかと思いきや…そう単純なものではありません。上野原手前でいきなり急激な登りが!河岸段丘ですよ。
ええもう、こうなりゃ上野原頼みだったんで、とにかくここを登らねば!

来々軒再訪

再訪です。以前、先祖を訪ねるツーリングの際にお世話になった、地元で人気の中華の店です。
地元民が溢れかえってるような店の雰囲気とか、それもまた味わいだよなと思う店なのです。

ワンタン麺とライス

今回は、何となくというよりは餃子も自家製の店ですから、きっとワンタン麺も美味しいに違いないと踏んでワンタン麺と、そしてライスを。
好かったですねぇ。特別にどうとかではなく、当然遠方のかたに薦めるものではないのですが、この日常感が好いのです。
スープの色が濃い目ですが、しょっぱいわけではありません…あ、今回も自家製餃子を頼むの、忘れてました。次は必ず!


そして、上野原は街が甲州街道沿いで、駅までは結構距離があるのですが、着いてみればちょっとした休憩後に列車がやってくるというラッキー。そこから無事に、うちへと帰り着きました。

笹子峠旧道

これはカシミール3Dで作った笹子峠の鳥瞰図です。まあーくねくねしてますこと!おかげでそう大した勾配でなく、景観を楽しみながら走れました。

笹子峠から上野原まで

これは甲斐大和駅から上野原駅までの、甲州街道の標高差断面図。笹子峠を越えてからはもう、ずーっと下りだった様子が解ります。そして、最後に登りへ転じてるところも。
このコース取り、自転車にはお薦めです。まあ普通は逆に、江戸方面から登りながら目指すのでしょうが。


さて、みやげの外伝へと続きます。


(つづく)

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美しき旧道⑤ 甲州街道
甲州街道~現道に到着しました。間もなく笹子駅に到着なのですが…ここから輪行して帰ってもなぁ…まだ朝の9時台ですし。

名物笹子餅

とりあえず、笹子餅のお店がもう開いてたので、名物・笹子餅をいただきました。かつての峠のふもとには、パワーアップアイテムを摂取できる名物が残ってたりしますよね。東海道鞠子宿のとろろは有名ですが、餅もまたあちこちで。

路肩狭い上野原まで31km

青看を見れば、上野原まで31km…じゃあとりあえず上野原までは走るか、と。で、ここは甲州街道なのですが、うち辺りだと八車線道路の上を首都高が走ってるものです。でもここでは路肩も狭い二車線…しかも大型車多いし。
少々の不安はありましたが、どうやらずーっと下り勾配のようなのです。だったらまあ…漕がなくてもいいし、とりあえず進んでみようということに。

山梨限定まぜごはん

途中、セブンイレブンで小休止。山梨限定で『鶏肉入りまぜごはん』なるおむすびが出てました。米も地元産の梨北米というのを使ってるようです。
こういうのって、いいですよね。

で、ずーっと下ってて大月辺りで思い出したことが。この界隈には名勝地として猿橋というのがあるのです。それがどのようなものかとか、知識としても知ってますし、画像も見たことがあります。
でも、そうやってアタマで理解してるだけでなく、せっかくだから寄ってみよう、と。

猿橋

これです!甲州街道を分断する深い谷を渡る橋なのですが、ご覧のようにちょっと他では見かけないような構造となってます。

そそり立つ深い谷

距離はそう離れてないのに渓谷と呼びたいくらいの深い谷ですから、橋を架けるに当たって下から基礎を築いて…ってわけにもいかなかったのでしょう。かといって上から重機で…そんなもんなかった時代ですし。

名勝猿橋

橋の写真を見ていただくと…一番下から突き出てる渡り板というか…まずそれを造って、そしてその上にちょっと長いやつをまた重ねて、そしてまた…それを繰り返して、最終的に橋を架けたという…何だかすごい発想です。
考えようによっては吊橋という手もあったのでしょうが、何せ昔も今も幹線道路ですから、それにもっと耐えうるようなものが必要だったのかも知れません。

これ、実際に見ると感動しますよ?お薦めです。で、ここまで来てしまったし…そろそろお昼時なのですが…?


(つづく)

美しき旧道④ 杉さま運命の地
下り始めれば…

新緑が綺麗

新緑が眩しかったんです。さいわい天候にも恵まれましたし、うれしい道ですよ。

旧道の素晴らしき景観

旧道から見渡す風景…かつての旅人もまた見た風景でしょうか。ただ、こっち側は甲州市側と違って、上ってくるタクシーと何台も遭遇。向こうもまさかこの道を降りてくる何者かがいるなんてあまり考えてないのか、狭い道を結構飛ばしてるんですよ。
要するに、峠からスタートしたい登山客がタクシーで上って来てんです。笹子駅側にはタクシー乗り場があるのでしょう。

大月側ゲート

大月側のゲートを振り返って。冬期はここから上が閉鎖されるんですね。

杉様運命の地

気をつけながら下り、そしてこれまたマップルで前から気になってた名所『矢立の杉』に寄り道。あの杉良太郎さんが運命の地と定め、自ら作詞作曲し、そして歌う『矢立の杉』の題材となったところです

矢立の杉

その名前が気になるところですが、かつてこれから戦陣に向かう武士がこの杉の巨木を敵に見立てて矢を射ったところからそう呼ばれてます。
ただ現在では…下を見ると判りますかね、長い年月を経て…今や中は空洞となってしまってるんです。

歌碑もあります

パワースポットなどは信じないわたしですが、この杉は…樹齢千年にして上部は折れ中は空洞となっても…それでも樹高28m、目通幹囲9m、根廻り14.8m…葉を茂らせるその姿には畏怖の念と畏敬の念をいだき、勇気や元気をもらえるような気がしました。
そして立ち続ける姿に感動された杉様が…自らの名前と重ね合わせたところもあるのでしょう、運命の地と定めた、と。



いい唄ですよ。しみじみ染みますよ。

本当の旧道

そしてそのそばに、こんなものを発見。どうやらこれが…旧旧道のようです。

峠に向かう山道

これが笹子峠へと登る道…まるで登山道のようです。これが元祖・甲州街道です!

こっちは下に下る

こちらは下へ…なるほど、峠の向こう側で出逢った旧旧道の意味が解りました。それこそ江戸時代など、もともとはこういう道で峠を越えていたのでしょう。

ヘアピンたくさん

矢立の杉だけでなく、いろいろと勉強になった0円スポットでした。そしてフレッタに戻る、と。この辺りの連続ヘアピンカーブ、勾配はそう大したものじゃないでしょ?

甲州街道へ合流

タクシーに気をつけながら下り続ければ、甲州街道と合流。東京方面へと向かいます。


(つづく)

美しき旧道③ 美しきポータル
そして程なく到着!

笹子隧道甲州市側

これが笹子峠の旧道…笹子隧道です。いいですねぇ!このポータルのデザインは。昭和初期に造られたものです。当時の最先端デザインだったのかも。

峠でおむすびを

この一帯は広く取られてて、登山客の駐車もかなり停められそうでした。で、峠といえばおむすびタイム。今回は山っぽいなと思ってこの『わさび味噌』を。緩やかな6kmの登りでは大して疲れてもいないのですが、この味わいは染みましたねぇ。

笹子隧道大月市側

向こう側出口が明るく見えてる距離ではありますがトンネルは嫌いなので、とっとと大月側に抜ければ…おおっ!これはカソリさんツイートで見てその美しさに驚いた、大月側のポータル!

美しきポータル

美しいですねぇ!歴史を経てなおこの美しさ、そして幹線道路ではなくなり県道となっても、そして誰も通らなくとも…美しい姿を誇示してます。

笹子隧道

新緑の美しさに包まれた旧道と笹子隧道…これはもう!紅葉シーズンの再訪が決定しましたよ。冬季閉鎖の道なので四季を通じてとは行きませんが、春・夏・秋の美しさがあることでしょう。

登山道あったやん

で、その脇に…登山道で越えられたのかー!だったらそっちのほうが好かったなぁ。自転車連れで登山道はどうなの?と思われるかも知れませんが、かつてそういうトレイルランなどやってましたから。踏めなくても杖代わりになって、逆に登りやすいのです。

クマ出ます

ただ…クマ出るのか。まあ、どこにでてもおかしくないですよね。

新緑ダウンヒル

隧道見学が好い休憩になりました。ここからは新緑の中を一気にダウンヒルです。


(つづく)

美しき旧道② 美しさ独り占め
そして、木立の中へと進めば…いいんですよ!これが

山梨のルールか

路肩には峠までの距離が記されてます。これ、何だっけ?記憶にあるぞ…ああ、杣口(そまぐち)林道ですよ。ここは林道じゃないけど林道と似たような道ですし、これってもしかして山梨県ルール?

圧倒的美しさ独り占め

そして…これもんです!停まってニコンを出しました!圧倒的な美しさです!しかもですよ?こんなに美しい新緑の道なのに…上からも下からも誰も来ないんです。独り占めですよ。

行く先が見える

行く先の道が折り重なって見えてますが、勾配も緩く…これは昔の道だからってのもあるでしょうね。徒歩だと登山道のような道でも歩けますし、自動車の時代とともなれば急勾配もありですが、近代辺り…牛馬が荷車を牽くような道だと、自転車でもスイスイな勾配なんです。

桃の木茶屋跡

桃の木茶屋跡なんてのが。かつてはさぞかし賑わったのでしょうね。

突然の甲州街道峠道

と、ここでいきなり分岐する峠道が出現!これは復元された旧道…つまり、旧道の旧道とのこと。

甲州峠唄

ここにその説明が。『甲州峠唄』という唄が作られて(=作詞は辞書でおなじみの金田一春彦先生!)、それを期に荒れていた旧道を復元されたとのこと。
画像はいつもより大きなサイズでアップしてますので、気になるアナタは拡大してご覧ください。こりゃもう!再訪決定ですね♪

空が広がってくる

カーブを過ぎるたびに、空に近づくこの感じ…お好きな同志にはおなじみでしょう。いよいよです!


(つづく)


美しき旧道① 始発でアクセス
前々から気になってた道があったんです。街道の旧道峠なのですが、新道が長いトンネルで一直線に抜けてるのとは対照的に羊腸的なつづら折れで…わたしがトンネル嫌いということもあって、ここを越えるならこっちだよなと常々…ツーリングマップルを眺めながら思ってたのです。

朝はこれから

で、それもまたカソリさんツイート~甲州峠越え編に登場して、ここはやっぱりいい道に違いない!と確信したのです。
地元駅を始発で出ました。もうこの頃は5時前でも普通に明るくなってましたね。

甲斐大和駅

途中、高尾での乗り継ぎを経て甲斐大和駅へ到着。ここから峠越えの旅が始まります。
で、一応補給食として…そして峠でおむすびを食べたい派なので(←“派”って何だよ?“派”って)、それを買うために甲州街道沿いのセブンイレブンへ寄りました。

解りやすい案内

駅からは甲府方面へ向かうのですが、これが下っていく道。実のところ、鉄道トンネルですでにその峠は越えてしまってるんです。甲州盆地に向かって下ってるというところなんでしょうね。ここから江戸へと戻るかたちでの峠越えです。
そして間もなく、この案内看板が。笹子峠へといざなってます。この、峠を表すピクトさんは初めて見ました。可愛らしく、そして峠を的確に表してますね。

駒飼宿

曲がるといきなり、駒飼宿の説明が。これからたどる全行程の地図も出てます。

かつての宿場

この辺りがかつての宿場町に当たるのですが、道の両脇に並ぶ家々にその面影を感じますよ。
快調な出だしでした!


(つづく)

ニコンサロン新宿に行ってきました
最近、馴染みの林道に行ってきて…とはいえ平日で、現地でお昼食べて帰るプランとなると出発が遅めというか始発で出るとかではなく、ラッシュの反対方向ではあってもまあ電車は混むだろうからとフレッタは連れずに、周辺の山歩き目的で出かけました。送電線巡視路とか、前から気になってたんです。

それはそれで面白かったので、そのうちまとめて連載といたしますが、仕事上のモノをある店で取り寄せ注文してて、それが届きましたと連絡が来たので…お昼は美味しい蕎麦をいただきましたが、そのまま帰るのではなくうちをオーバーランして…あきる野市から江戸川区まで出かけてしまいました。

で、それを手にしてうちへ…新宿方面へ。そこで思い出したことが。前日でしたがツイッターで流れてきたニコンちゃんからの情報。何とニコンサロン新宿にいるよ!と。その日は新宿から電車に乗ってからその情報に気づいたので、引き返すのも何だし…まあ近いうちに、と。

ニコンちゃん in 新宿

この流れで逢いに行きましたよ!オシャレでかわいいニコンちゃんに初対面です。受付で“あのう、ニコンちゃんは…”と問うまでもなく、そのカウンタにいらっしゃいました!で、受付嬢(=フランクで楽しいかた)とニコンちゃん話などを。意外に大きいというのはこれまでもよく聞きましたが、確かに。
勝手に小柄かと思ってた女性にリアルで逢ったら、身長が172cmもあった…そこまで行きませんが、ニュアンスとして。

で、一応製品なども見て回ったり、ギャラリーも観て…これはついでが失礼なくらいに面白く感動的でしたが、会場内に貼られたスーベニア新商品情報が…ああっ!ニコンダイレクトだけでなく、こういうところでも買えるようになったんだ!

新味セット

おみやげはこれです!ニコンようかん…そういうものが世の中にはあるのですが、それの新味が出てるんです!これがニコンちゃんによってツイートされた際は…5味のうち2味は和菓子だなぁと思うものながら…ちょっとちょっとちょっと!と思うものも!

特にこの辺りが

そう、この辺ですよ、ブラックホールかと思うのは。抹茶や黒糖は判りますよね?だって、ひと口ようかんだもの。でもこの…唐辛子…ブルーベリー…チョコレート…食文化を理解しない人なら“罰ゲーム用?”とかいって嗤ってそうですが、このようかんはニコン栃木工場のある地の地元メーカ産なのです。それを酌めば、普通じゃないものだとしても妙なものでは…単なる遊びではないだろう、と。

ニコンようかん唐辛子

一番気になるのは、やっぱりこれ『唐辛子』でしょう!ようかんなのに、ですよ?で、裏書きをよく見れば、基本的に柚子味なんですね。ただ、そこに…赤い点々が、と。
いただけば確かに柚子味ようかんなのですが、ちょっとディレイがかかってピリピリとした刺激が!これは面白いですよ!ただ、好みは分かれるかなぁ。今、自分が何をやってるのか判らなくなりそうな味ともいえますし。

ニコンようかんチョコレート


そしてこれも問題作。ようかんなのに『チョコレート』ですよ?チョコはチョコ、ようかんはようかんで食べればいいじゃないかとも思いますが。
結果的に、これもアリですよ。濃厚なチョコ味なのに、食感が弾力のあるようかんのそれ…これはちょっと他では味わえない楽しみです。

ニコンようかんブルーベリー

一番、手が出づらかったのがこの『ブルーベリー』。全く想像がつきませんでしたが、実際はちょっと肩透かしというか…ガム等でおなじみのあの強烈な芳香を放ってるのかと思いきや、合成的なものを使ってるわけではないので、味わいのほうで感じる程度。自然な味わいで、それこそ農家の産直なんかで買った生のブルーベリーをつまんで楽しんでるときの、あの感じですね。


ニコンサロンに行っておきながら、カメラの話がサッパリ出ない今回ですが、ニコンちゃんはかわいくてニコンようかんは美味しい…そういう話でした。
ニコンちゃんは7月末まで新宿にいらっしゃるそうです。逢いたいかたはそれまでお早めに!そして、お土産のニコンようかんも忘れずに!