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さてめしアネックス
放浪旅と、名物と…
ハマランチ~これはあの料理ではないか!
仕事で根岸に呼ばれました。里の侘び住まいを付けるとそれなりの句になる根岸でもなければ、牛たんねぎしでもありません。根岸線の根岸です。

タキの海_result

もうひとつ付け加えるなら喬太郎師匠の落語で、東京から横浜に来る相手に向かって“根岸線…知らないよねぇ…京浜東北線に乗ってればいつの間にか根岸線になってるから”…でおなじみの、その根岸です。

根岸タキだらけ_result

ここは隣接して製油所がある関係で、ホームから見渡せばタキだらけ…タキの海ですよ。タキ…この、お腹の膨らんだところが魚卵を抱えた旬の魚みたいで好きなのですが。


それはさておき。仕事はよくあるように昼前には終わってしまったので、どこかでお昼食べて帰るか…と言っても根岸駅周辺にはこれといったものもなし。
どっちみち帰路は横浜駅方面へと向かうのですから、ならばと…

石川町からは何十年振り_result

ひさびさに石川町で降りてみました。かつては中華街へというと、鉄道利用ならここからだったものですが、みなとみらい線が出来てからというもの利用機会もなく…ものすごくひさしぶりです。


中華街でお昼食べてから帰ろうと思ったのですよ。わたしにとって中華街でご飯といえばあの台湾料理店です。ただ、カレンダーと無関係な暮らしなものですから、この日が日曜だということを考えてなかったのです。
何でこんなに中華街、混んでるのだろう…いつもは(失礼ながら)ガランとしてるあの店も満席…さて、どうしたものか。

もとより有名な大飯店で食べようとは思いません。おひとりさまですし。で、路地を歩きながら…これはもしかして…あれか?ここに入ろう!

汁物の辛いほうで

最近よく見かけるようになった蘭州牛肉麺がメインのようでしたが…これがあるのなら!これをお願いしたいぞ!

この、やたら画数の多い文字…ビャン。近年では根多の尽きたマスコミとか根多の尽きたライターが扱ってるのを遠目に見ましたが、小学館101新書『誰も知らない中国拉麺之路 日本ラーメンの源流を探る』(坂本一敏 ・著)を読まれたかたなら、あああのビャンビャン麺!と思われるかも。
実のところこの文字は…この謎を知りたいかたはぜひ!お読みください。

これは全ての“麺食い”にお薦めしたい名著だと思います。当時のNIKKEI NET食奇行同人や日経電子版食べB同人なら多くの方が手にされてそうです。

噂のビャンビャン麺_result

焼き牛肉ビャンビャン麺と辛口ビャンビャン麺がありましたが、辛口を。日本でいう冷やし麺の様に見えますが、これは温かいものなのです。そこがまず新鮮だったのですが…

ひもかわどころじゃない_result

外で…店頭で麺を打ってたんですよ。その時は麺そのものに気は行かず“ああ打ってるな”くらいに思ってたのですが…何ですかこの極幅広麺は!桐生の“ひもかわ”か!いやそれ以上か!
しかも、箸に手応えを感じるがごとくな重さ…かなりの厚みもあります。すすれるサイズではないですから、本寸法ではどうか判りませんが食べやすい程度に箸で切って口に運びましたが…こっ、これはぁ~!な味わい!
見た目通り、もっちりとした食感なのですが、ホカホカなのですよ。まずそこが新鮮です。そこに絡みつく…辛味と具材…青梗菜やモヤシや牛肉チップか?これ…適宜混ぜつついただくとたまらなく美味しいのです。もちろん辛いのですが、わたしには許容範囲内ですし、ちょっとだけ汁物みたいな珍しい提供の仕方は自作麺料理に役立つかな?などなど…気が付けば目の下や頭皮に汗をかきつつアタマもフル回転で、この料理を楽しんでました。


怪我の巧妙でしたが、美味しかったです。日本の麺文化も多岐に亘りますが、なるほど元祖の地は奥深いな、と。
東京にも蘭州牛肉麺を出す店は散見されますが、これも出してくれてればなぁ…と。

はちみつ屋さんのソフトで冷却_result

帰りはみなとみらい線で。元町・中華街駅まで歩くのですが、せっかくだから元町界隈をぶらぶら。ビャンビャン麺で加熱したこころと身体をはちみつ屋さんのソフトで冷却、と。これも美味しかったですよん。


いつもの店に入れなくても…そう!ここからは旅モードですよ!遠くの旅先で美味しいご飯を探すがごとく、中華街であっても俺レーダーを振り回して面白そうな店を…旅人初期には失敗も数多ありましたが、今はそう外れは引きません。何となく判る…といったところでしょうか。
ビャンビャン麺も面白いですが、紹介させていただいた新書もミステリ的なドキドキが楽しいものですので、麺食いのかたは是非!


しかしまあ、ハマのランチ事情…なかなかに素晴らしいですねぇ!


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テーマ:中華 - ジャンル:グルメ

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これが噂の
この半分ぐらいのきしめんはいろいろ多くの店で出してますが、ここまでの幅広はないですねえ。
こういう幅広という意味で、きしめんと出汁の組み合わせは面白いですよ。
カレーとの組み合わせはたまりませんw。
2019/05/17(金) 09:42:41 | URL | す~さん #emqeHdgM [ 編集 ]
しかも分厚い
>す~さんさん

本来の麺という概念からすれば別にすすれなくても麺は麺ということになるのでしょうが、どうしてもすするものという印象が日本では強いように思うので(=ひっつみとかありますが)…こういうのには驚くと同時に、さすが元祖のバリエーションは違うなぁ!と。

幅広だと特につゆとの絡みが楽しいですね。ひもかわの桐生うどんがカレーうどん推しなのも、同様の理由かも。寒い時期は特にいいですねぇ。

2019/05/17(金) 17:05:20 | URL | 中林20系 #- [ 編集 ]
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